2016.06.29
デンマーク コペンハーゲン市内での盗難被害の多発
平成28年6月28日
在デンマーク日本国大使館より
現在、コペンハーゲン市内において、旅券や貴重品等を盗難に遭う被害が、非常に多数発生しています。繁華街のほか、コペンハーゲン国際空港到着直後に被害に遭う事例も発生していますのでご注意ください。
【注意点】
○ 旅券や現金、クレジットカード等の貴重品類については、肌身離さず身につけておくとともに、ショルダーバッグやバックパックなどは、体の背面ではなく、前側に抱えてお持ちください。鞄類の肩紐は体の一部に常に掛けておくよう、心がけてください。
○ 財布やパスポートはズボンの後ろポケットには決して入れることなく、前側のポケットに入れて携帯してください。
○ デンマークでは、警察官が路上で所持品検査を求めることは通常ありません。警察官を装って近づいて来た人物から所持品の提出を求められても、決して応じないでください。
【最近発生している被害事例】
以下は、大使館にご連絡いただいた、最近発生している盗難被害の事例です。
○ 地下鉄ノアポート駅構内において複数の男性に囲まれて、気づいたら財布を盗み取られていた。
○ コペンハーゲン国際空港に到着した際、ターミナルから駐車場に向かう間、背中側に鞄を掛けていたところ、気がついたらファスナーが開けられ、在中の旅券等を盗み取られていた。
○ ニューハウンのボート乗り場付近を散策していたところ、気がついたら財布を盗み取られていた。
○ 急行列車の車内において、網棚に置いていたバッグや、座席の横に置いていたスーツケースが盗み取られていた。
○ ストロイエ周辺の繁華街で買い物をしていたところ、ハンドバッグに入れていたポーチ(旅券等在中)を盗み取られた。
○ 中央駅近くの路上で、「警察官」を名乗る男に呼び止められ、麻薬犯罪の捜査を理由に所持品の提出を求められ、鞄を開けさせられた。