2016.06.20
ベルギー 海外安全情報
在ベルギー日本国大使館より
1 2016月17日(金)から18日〈土)の夜にかけて,テロの疑いで12人が拘束されたと連邦検察が発表しました。
これまでのところ,「武器も爆発物も発見されていない」とされています。
2 6月18日午前中から昼にかけて、国家安全保障評議会が首相府で開催され、同評議会後ミシェル首相は、テロ警戒レベルを4段階中の3という現在のレベルを維持することを発表するとともに、限定的な警戒措置を執ること、国民には平静を保つように呼びかけました。
3 以上のとおり現時点では具体的なテロにつながる情報はありませんが,従来以上に安全に注意する必要があることを認識し,外務省が発出する海外安全情報及び報道等により,最新の治安情勢等,渡航・滞在先について最新の関連情報の入手に努めるとともに,改めて危機管理意識を持つよう努めてください。
テロ,誘拐等の不測の事態に巻き込まれることのないよう,特にテロの標的となりやすい場所(ユーロ2016のパブリックビューイング会場、モスク等宗教関連施設,政府・軍・警察関係施設,欧米関連施設,公共交通機関,観光施設,デパートや市場等不特定多数が集まる場所等)を訪れる際には,周囲の状況に注意を払い,不審な人物や状況を察知したら速やかにその場を離れる等,安全確保に十分注意を払ってください。
4 海外渡航前には万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。
さらに,渡航・滞在先の国・地域において緊急事態が発生した場合,メールアドレス等を登録されている場合には,外務省から随時一斉メール等により最新の情勢と注意事項をお伝えしています。
3か月以上滞在する方は,必ず在留届を提出してください。
(http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/zairyu/index.html )
3か月未満の旅行や出張などの際には,「たびレジ」に登録してください。
(https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/# )
(参考広域情報・スポット情報)
・「イスラム過激派組織によるラマダンに際した声明の発出に伴う注意喚起(2015年6月25日)
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo.asp?id=113&infocode=2015C176
・「フランス:サッカー欧州選手権・ユーロ2016に伴う注意喚起(2016年4月19日)」
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcspotinfo.asp?infocode=2016C116