2016.06.16
ブルネイ デング熱について
在ブルネイ日本国大使館からのお知らせ
ブルネイ当地保健省の報告によりますと、2016年1月から6月4日までのデング熱の報告件数は、36件であったとのことです。
(地域別)
ブルネイ・ムアラ地区:19件(昨年年間183件)
ブライト地区:1件(昨年年間19件)
トゥトン地区:3件(昨年年間98件)
テンブロン地区:13件(昨年年間17件)
ブルネイ・ムアラ地区の昨年の年間報告件数は183件であり、昨年全体(317件)の6割近くを占めていました。
落ち着きを取り戻していると言えますが、以下も参考にしつつ、引き続き日頃からご注意下さい。
デング熱は、1、2週間体内に潜伏した後に発熱と関節の痛みがあり、ごくまれに激しい嘔吐及び腹痛を伴う出血性デング熱となることもあるとのことです。
同省は、デング熱の特定治療薬はないため、感染の疑いがある場合は、解熱剤を服用した上で、休息と十分な水分補給を心がけ、医療機関で受診することを促しています。
また、デング熱は蚊を媒介して感染するため、日ごろよりゴミを定期的に処分する、蚊の幼虫が生息しやすい溜め水等を除去するなど、蚊の繁殖を防ぐための環境づくりに努めることを求めています。
在ブルネイ日本国大使館
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