2016.06.14
アメリカ 銃撃事件の発生等に伴う注意喚起
在ロサンゼルス日本国総領事館よりお知らせ
1 6月12日午前2時頃(現地時間),フロリダ州オーランド市に所在するナイトクラブにおいて銃撃テロ事件が発生し,49名が死亡,53名が負傷しました。
また,カリフォルニア州サンタモニカでは,ウエストハリウッドで開催されるパレードに危害を加える目的で攻撃用武器と爆発物の可能性があるものを所持していた男性が逮捕されました。
2 2015年12月には,カリフォルニア州サンバーナディーノ市において,イスラム過激主義に感化され過激化した米国市民及び永住者の男女2名による銃撃テロ事件が発生しました。今回の事件の犯人についても,犯行声明は出されていませんが,過激派組織「イスラム国」系の通信社『アーマク通信』は,事件後,「イスラム国」の戦闘員による犯行であると伝えています。
また,ISILは5月21日に声明を発出し,ラマダン月(イスラム教徒が同月に当たる約1ヶ月間,日の出から日没まで断食する。本年は6月6日~7月5日頃)に,特に欧米においてテロを実行するよう呼びかけていることから,今後も注意が必要です。
3 つきましては,米国に渡航・滞在される方は,以上の状況を考慮し,テロ事件や不測の事態に巻き込まれることのないよう,報道や国土安全保障省のテロ関連情報サイト等に注意を払いつつ,最新の情報の入手に努めてください。
米国・国土安全保障省 テロ関連情報サイト:http://www.dhs.gov/national-terrorism-advisory-system
また,テロの標的となりやすい場所(イベント会場,公共交通機関,観光施設等不特定多数が集まる場所,軍・警察・政府関係施設)を訪れる際には,周囲の状況に注意を払い,不審な状況を察したら速やかにその場を離れるなど,安全確保に十分注意してください。
4 海外渡航前には万一に備え,家族や友人,職場等に日程や渡航先での連絡先を伝えておくようにしてください。3か月以上滞在する方は,緊急事態に備え必ず在留届を提出してください。
(http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/todoke/zairyu/index.html )
また,3か月未満の旅行や出張などの際には,海外滞在中も安全に関する情報を随時受けとれるよう,「たびレジ」に登録してください。
(詳細はhttps://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/# 参照)
5 なお,テロ対策に関しては,以下も併せて御参照ください。
(1)パンフレット「海外へ進出する日本人・企業のための爆弾テロ対策Q&A」
(2)パンフレット「海外旅行のテロ・誘拐対策」
(パンフレットは,http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pamph.html に掲載。)
(問い合わせ窓口)
○外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902,2903
(外務省関連課室連絡先)
○外務省領事局邦人テロ対策室(テロ・誘拐関連)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)3047
○外務省領事局海外邦人安全課(テロ・誘拐関連を除く)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)5139
○外務省 海外安全ホームページ: http://www.anzen.mofa.go.jp/
http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp(携帯版)
(現地大使館等連絡先)
○在アメリカ合衆国大使館
住所:2520 Massachusetts Avenue N.W., Washington D.C., 20008-2869, U.S.A.
電話:(市外局番202)-238-6700
国外からは(国番号1)- 202-328-2187
FAX:(市外局番202)328-2187
国外からは(国番号1)- 202-328-2187
ホームページ:http://www.us.emb-japan.go.jp/j/
○在ロサンゼルス総領事館
住所:350 South Grand Avenue, Suite 1700, Los Angeles, California 90071, U.S.A.
電話:(市外局番213) 617-6700
国外からは(国番号1)-213-617-6700
FAX:(市外局番213)- 617-6727
国外からは(国番号1)-213-617-6727
ホームページ:http://www.la.us.emb-japan.go.jp/web/home.htm