2015.07.27
【注意喚起】マダガスカル全土における地方選挙について
7月31日(金)、マダガスカル全土において地方選挙(地方自治体首長及び議会議員選挙)が実施される予定です。
7月16日(木)より選挙キャンペーンが開始され、既に国内各所で立候補者による演説会や支持者の政治集会等が開かれており、投票日前日の7月30日(木)まで続きます。
立候補者の演説会や各種集会では多くの支持者等が集まり興奮状態になることがあります。
他の候補者支持者等との間でトラブル(小競り合い等)が生じる可能性もあり、周辺にいるとそのトラブルに巻き込まれる危険性があります。
また、投票当日や開票作業、暫定結果の公表(8月20日迄に発表予定)等でも多くの支持者が選挙関連機関に集まりますが、一連の作業や選挙結果等を巡って不満を持つ者が過激な行動に出る可能性も排除されません。
ついては、このようなトラブルに巻き込まれないよう、地方選挙に伴い開かれる演説会や集会、多くの支持者が集まる候補者事務所、選挙関連機関(選挙管理委員会事務所、裁判所等)に興味本位で近づかないよう注意してください。
また、このような場所や周辺に赴かざるを得ない場合でも、周囲の治安状況を確認しつつ、危ないと思った場合には引き返すなど、細心の注意を払ってください。
さらに、現在、アンタナナリボ大学において、学生の抗議行動が続いており、治安当局との間で投石と催涙弾の応酬、逮捕者の発生等が生じています。
不要不急でない限りアンタナナリボ大学周辺に近づくことは避けた方が良いことは言うまでもありませんが、その周辺に赴かざるを得ない場合でも、前述の地方選挙と同様、周囲の状況を確認する等、細心の注意を払って行動してください。
在留邦人・邦人渡航者の皆様におかれましては、引き続き新聞、テレビ、インターネット等からの情報収集に努めて頂き、自らの身の安全の確保に十分留意してください。