2025.01.17
米国(アメリカ)|REAL ID:米国内航空機搭乗の際に身分確認が強化されます(5/7~)
2025年1月13日、米国運輸保安局 (TSA) は、連邦機関による REAL IDの段階的な施行を発表しました。
2025年5月7日以降、アメリカ国内での航空機搭乗や連邦施設へのアクセスには、REAL IDに準拠した身分証明書が必要となります。
国内航空機搭乗予定の方は、REAL IDに切り替えられていない身分証明書(Standard版)のみでは搭乗できなくなります。
ご自身の身分証明書がREAL IDに準拠しているかを確認し、必要に応じてパスポートなどの他の有効なIDを準備してください。
REAL IDに準拠しているか不明な場合やREAL IDへの切り替え手続きについては、各州の自動車局などで確認できます。
(パスポートは有効なIDとして引き続き利用できます)
REAL IDとは何ですか?
REAL IDは、2001年9月11日の同時多発テロ事件を受けて連邦政府のセキュリティ対策が強化された結果、2005年に作成された連邦セキュリティ基準です。
2025年5月7日以降、18歳以上のすべての旅行者は、国内の航空旅行 及び 特定の連邦施設への入構にREAL ID準拠の運転免許証または身分証明書、またはTSAが認めるその他の身分証明書が必要になります。
なおREAL IDに準拠していない場合でも、以下の身分証明書は認められます:
・日本のパスポート/米国のパスポート
・DHSトラステッドトラベラーカード(Global Entry、NEXUS、SENTRI、FASTなど)
・米国国防総省のID(扶養家族に発行されたIDも含む)
・永住者カード など
詳細情報はTSAの公式サイト(TSA.gov/real-id)などでご確認いただけます。
TSAホームページ
https://www.tsa.gov/travel/security-screening/identification
米国国土安全保障省(DHS)ホームページ
https://www.dhs.gov/real-id