2025.01.08
フランス|エムポックス・クレード1bの感染症例の発生
2025年1月6日、フランス当局は、フランス国内(ブルターニュ地域圏)で初のエムポックス・クレード1bの感染症例が確認された旨発表しました。エムポックスは、主にアフリカの複数の国(中央部及び西部)で感染の拡大が確認されていますが、当局によれば、感染者は、アフリカ中央部への渡航歴がないものの、アフリカ中央部から帰国した2人と接触しており、感染源特定等のため調査が進められているとのことです。
WHOによれば、エムポックス・ウィルスのうちクレード1はクレード2よりも重篤な症状を引き起こす可能性があると言われており、主にアフリカの複数の国で感染が拡大していることなどを受け、2024年8月14日、WHOは、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」を宣言しました。
報道等により関連情報を入手の上、引き続き感染状況等にご留意ください。
なお、エムポックスの症状・予防対策等の詳細については、以下のホームページ等の情報をご参照ください。
フランス当局関連ページ(フランス語) プレス・リリース
https://sante.gouv.fr/actualites/presse/communiques-de-presse/article/face-au-premier-cas-de-mpox-de-clade-i-b-identifie-en-france-les-autorites
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