2024.08.30
インドネシア|エムポックス対策に伴う入国規制の強化
インドネシア運輸省は、エムポックス(旧称:サル痘)のインドネシア国内流入を防ぐため入国規制を強化すると発表し、インドネシアへ入国する全ての渡航者を対象に SATUSEHAT Health Pass の電子自己申告フォームに、健康状態 及び 渡航歴 などを入力することを義務付けました。
本制度を定めた通達(航空総局長通達2024年第5号)は8月27日から有効となっていますが、スカルノハッタ空港検疫所からの情報によれば、8月29日19時から、スカルノハッタ空港 及び バリのングラライ空港において開始し、他の空港においては順次開始予定とのことです。
具体的な手続きの流れ
電子自己申告フォームは小人・幼児も含めて一人ずつ行います。
お子様の入力については、保護者が代わって行い、別々にスクリーンショットまたはプリントアウトしておく必要があります。
(1)インドネシアに入国する海外渡航者は、出発前に SATUSEHAT Health Pass の電子自己申告フォームに記入する
(本件申告フォームは、ウェブシステムであり、以前コロナ禍の際に使用したSATUSEHATアプリではありません)
(2)全ての事項に記入するとQRコードが表示されるため、スクリーンショットまたはプリントアウトしておく
(3)到着時の空港でQRコードを提示する
(4)到着時の空港では、別途体温検査等を実施する場合もあり、発熱がある場合は、PCR検査等を実施する
<以下、関連ホームページもご参照ください>
●インドネシア運輸省航空総局ホームページ
(インドネシアへ入国する渡航者の電子自己申告フォーム使用義務についてのお知らせ)
https://hubud.dephub.go.id/hubud/website/berita/4669
●インドネシア保健省(SATUSEHAT Health Passの準備):
https://g4lan-my.sharepoint.com/personal/a10589_open_mofa_go_jp/Documents/
Microsoft%20Teams%20%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%83%E3%83%88%20%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB/SSHP_Kemenkes_TeknisApp_20240828(2).pdf
●エムポックスについて(厚生労働省HP)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/monkeypox_00001.html
●感染症広域情報:エムポックスに関する注意喚起(「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」の宣言)
ttps://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2024C033.html
在インドネシア日本国大使館 領事部
○大使館代表電話:021-3192-4308(24時間連絡可能)
平日の執務時間外・休日における緊急の用件には、緊急電話受付オペレーターにつながります。
○大使館ホームページ:http://www.id.emb-japan.go.jp/index_jp.html
○ 外務省 海外安全ホームページ: http://www.anzen.mofa.go.jp