2024.08.05
レバノン|中東情勢の緊迫化に伴う注意喚起【一部地域の危険レベル引き上げ】
7月27日、イスラエルが実効支配するゴラン高原マジュダル・シャムスにおいて、レバノン方面からの攻撃により多数の民間人の死傷者が出ました。その後、イスラエルからレバノン南部等への攻撃が継続して行われています。イスラエル政府は、28日、本件に関してレバノンのヒズボッラーに対する攻撃計画を決定する権限を同国首相、国防大臣に与える決定を行いました。
また、7月31日にイランのテヘランでハマスのハニーヤ・ハマス政治局長が殺害され、イラン当局が同殺害を受けイスラエルに対する報復を行うと表明する等、レバノンを含む地域の緊張状態が高まりレバノンを含む地域の緊張状態が高まりつつあるため、レバノン全土の危険レベルを レベル4:退避勧告 とします。
どのような目的であれ、レバノンへの渡航は止めてください。また、既に滞在されている方は安全を確保した上で商用便が運航されている間に直ちに退避してください。
以上の状況を受け、一部の航空会社は既に定期運航便の一時停止や変更を行っています。今後の情勢の変化によっては、定期商用便の運航数が急速に減少する可能性があります。レバノンに既に滞在中の方は、定期商用便が運航されている間に早期の出国を検討してください。
(現地公館連絡先)
在レバノン日本国大使館 領事班
電話:+961-1-989751 (代表)
FAX :+961-1-989754
e-mail: consular.section@bt.mofa.go.jp
HP: https://www.lb.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html