海外

2024.07.22

フランス|パリオリンピック・パラリンピック開催に伴う注意喚起

7月26日から8月11日までの17日間、パリを中心にフランス国内において第33回オリンピック競技大会(2024/パリ)が開催されます(一部の競技は7月24日から)。また、8月28日から9月8日までの12日間、パリなどで第17回パリ2024パラリンピック競技大会が開催されます。

在フランス日本国大使館では、同大使館ホームページに、オリンピック・パラリンピック期間中の治安・安全情報を中心とした特設ページ 2024年パリ・オリンピック・パラリンピック大会に際して ~皆様の安全な滞在のために~ を設け、各種情報を発信していますので、ご参照ください。


安全に関する注意

(1)一般治安

フランスは、世界中から多数の旅行者が訪れる観光地であり、観光客をターゲットとした窃盗等の財産犯罪が後を絶ちません。特に、このような犯罪の多くがパリ市内又はパリ近郊で発生しており、有名な観光スポット、鉄道の車内や駅付近、地下鉄の車内等において、スリ、ひったくり、置き引き等、日本人を含め多数の被害が報告されています。

また、暴力等を伴う強盗、性犯罪、いかさま賭博、インターネットを利用した詐欺等にも注意が必要です。フランスにおける防犯対策については、海外安全ホームページに掲載の安全対策基礎データ(フランス)の該当部分(「犯罪発生状況、防犯対策」の「3 犯罪の手口と防犯対策」)をご参照ください。

https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_170.html

(2)デモ等

フランスでは、週末を中心に各地でさまざまなデモや集会が実施されます。本年は、6月30日に国民議会選挙第1回投票が、7月7日に同選挙第2回投票が実施されることに伴い、政治状況に起因するデモなども想定されます。許可されたデモや集会は、多くの場合、平穏に実施されますが、まれに、デモ隊と治安部隊が衝突し、催涙ガスが使用されることや、車が放火されるなどのケースがありますので、デモや人だかりを見かけた場合には、身の安全を確保するため注意が必要です。

デモに遭遇した場合は、デモに巻き込まれることのないよう、すぐにその場から離れてください。また、空港や鉄道の職員のデモなどにより、旅程の変更を余儀なくされる場合があります。あらかじめ滞在先の関連情報を収集することをおすすめします。

(3)テロ等  

欧米では近年、警備や監視が手薄で一般市民が多く集まる場所(ソフトターゲット)を標的としたテロが頻発しています。これらは組織性が低い単独犯によるテロが多く、事前の取締りが難しいことが特徴です。また、2023年10月以降、中東情勢を受け、イスラム過激派組織は声明等により、イスラエル関連施設(大使館含む)、西側諸国関連施設(大使館含む)、宗教施設、ナイトクラブ等を標的にするよう繰り返し呼びかけています。

実際にフランスでは、2023年10月、ノール=パ・ド・カレー県アラス市の高等学校において、元学生の男が教師等を刃物で死傷させるテロが、また、同年12月には、パリ市内エッフェル塔周辺(ビラケム橋、グルネル通り付近)において、男が刃物等により、通行中の外国人等複数を死傷させるテロが発生しました。また、2024年5月には、オリンピックのサッカー会場を標的とするテロを計画した容疑者が逮捕される事案も発生しました。

現在、フランスでは、国内におけるテロ対策行動計画(vigipirate)の警戒レベルが最高水準となっており、今後もテロ事件が発生する危険性があると考える必要があります。スタジアムやイベント会場の付近といった不特定多数の人が集まる場所では、細心の注意を払い、滞在時間を可能な限り短くする、避難経路を予め確認しておく等の安全対策を必ず講じてください。さらに不審な人物を目撃したら、速やかにその場を立ち去るなどして、安全確保につとめてください。テロ等に関する安全対策については、海外安全ホームページに掲載の「海外旅行のテロ・誘拐対策」をご参照ください。

https://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pdf/counter-terrorism.pdf

交通機関に関する注意

(1)交通規制

大会が終了するまでの間、競技会場付近を中心に、道路の立入・通行規制、一部地下鉄駅の封鎖等大規模な交通規制(以下リンクのパリ市観光局のサイトご参照)が実施されます。平常時に比べ、交通機関の混雑・道路の封鎖や渋滞等も相当に発生する見込みですので、時間的に十分な余裕を持った行動を心がけてください。

https://parisjetaime.com/eng/article/2024-summer-olympics-how-to-get-around-in-paris-a1573

(2)交通機関における検札・罰金

地下鉄、列車、バスなどの交通機関を利用する際は、チケットを紛失しないよう、確実に管理してください。
駅、車内等では、しばしば検札が行われており、チケットを提示できない等の違反があった場合には、比較的高額(日本円に換算して数千円~数万円)の罰金が科せられます。詳しくは以下のページをご参照ください。

https://www.fr.emb-japan.go.jp/itpr_ja/04110.html


(現地在外公館連絡先)
○在フランス日本国大使館
電話:01-4888-6200(海外からは+33-1-4888-6200)
メール:consul@ps.mofa.go.jp
ホームページ:https://www.fr.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

○在ヌメア領事事務所
電話:24-18-55(ニューカレドニア外からは +687-24-18-55)
メール:consulatjapon.noumea@nm.mofa.go.jp
ホームページ:https://www.fr.emb-japan.go.jp/itpr_ja/noumea.html

○在ストラスブール日本国総領事館
電話:03-8852-8500(海外からは+33-3-8852-8500)
メール:consulaire-cgj@s6.mofa.go.jp
ホームページ:https://www.strasbourg.fr.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

○在マルセイユ日本国総領事館
電話:04-9116-8181(海外からは+33-4-9116-8181)
メール:cgm8@my.mofa.go.jp
ホームページ:https://www.marseille.fr.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

○在リヨン領事事務所
電話:04-3747-5500(海外からは +33-4-3747-5500)
メール:consulatjapon.lyon@my.mofa.go.jp
ホームページ:https://www.lyon.fr.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

海外渡航・出入国トップ

企業・官公庁・学校・旅行会社 向け

お取り引き全般の商談

見積依頼方法から手配、お支払いまでの全般の流れ、取扱商品、
サービス全般のご説明や契約等について、営業担当が承ります。

お問い合わせフォーム

お見積り、お問い合わせは専門スタッフが承ります。
お問い合わせの前にご確認ください。よくあるご質問

お知らせ

『CuiCui』(キュイキュイ)

弊社が運営する海外ツアーブランド
『CuiCui』は フランス語で はいチーズ! の意味。

皆を笑顔に変える魔法の言葉です。
家族、友達、恋人と…旅先で一緒に
一生残る大切な楽しい思い出を作りませんか。

メールマガジン登録

渡航に役立つメールマガジン登録は下記のフォームよりご連絡ください。