2024.06.14
ポーランド|ベラルーシとの国境沿いにおける滞在禁止措置の導入
ポーランド政府は、6月13日(木)から90日間、ベラルーシとの国境沿いの特定の地域に滞在禁止措置を導入しました。
ベラルーシとの国境沿いでは、不法移民が増加するなど情勢が緊迫しています。在留邦人やたびレジ登録者の皆様におかれては、滞在禁止地域を始めとするベラルーシとの国境付近への不要不急の訪問は控えてください。
同措置は、東部ポドラスキエ県のナレフカ(Narewka)、ビャウォヴィエジャ(Bialowieza)、ドゥビチェ・ツェルキェヴネ(Dubicze Cerkiewne)、チェレムハ(Cheremcha)の各国境警備隊支局の管轄区域にある南北60.67kmの国境線区間が対象となります。
この区間のうち、約44kmの区間では国境線から西へ約200mの範囲、森林等の自然保護区が含まれる約16kmの区間では国境線から西へ約2kmの範囲がそれぞれ滞在禁止地域となります。
ベラルーシとの国境では、同国側からの不法移民が増加しているほか、警備に当たっているポーランド軍の兵士等が不法移民から攻撃される事案が発生するなど、情勢が緊迫しています。こうした状況を受け、ポーランド政府は、国境沿いの特定の地域における部外者の滞在を制限し、部外者や警備要員の安全を確保するほか、不法移民を助長する密航グループの活動を制限するため、滞在禁止措置を導入することとしました。
在留邦人やたびレジ登録者の皆様におかれては、報道等で当該国境の情勢を注視するとともに、滞在禁止地域を始めとするベラルーシとの国境付近への不要不急の訪問は控えてください。
(問い合わせ先)
在ポーランド日本国大使館 領事班
☆電話:+48-22-696-5005 ※開館時間のみ(9:00~12:30、13:30~17:00)。開館時間外に緊急を要する場合には大使館代表番号(+48-22-696-5000)へお掛けください(閉館時電話対応委嘱業者がまずは伺うことになります)。
☆メール:cons@wr.mofa.go.jp
☆HP:https://www.pl.emb-japan.go.jp/itpr_ja/ryouji.html