2022.12.14
ナイジェリア|公共の場での集会の制限、マスクの着用義務、渡航前及び到着後のPCR検査は全て撤廃
●12日、新型コロナウイルス対策大統領運営委員会は、新型コロナウイルス安全対策及び渡航に関する措置の緩和を発表しました。これにより、公共の場での集会の制限、マスクの着用義務、渡航前及び到着後のPCR検査は全て撤廃されます。
●また同日、ナイジェリア民間航空局は、空港及び航空機内でのマスク着用は義務とせず、国際線においては、オンライン国際渡航ポータルによる渡航許可証は不要となる等の措置を発表しました。
1 12日、新型コロナウイルス対策大統領運営委員会(Presidential Steering Committee On Covid-19)は、新型コロナウイルス感染症の国内感染状況に基づき、新型コロナウイルス安全対策及び渡航に関する措置の即時緩和を発表しました。
主なポイントは以下のとおりです。
(1)公共の場での集会に関する全ての制限を解除する。施設の所有者は環境衛生・換気を良好に保つことが強く推奨される。
(2)フェイスマスクの使用は、屋外・屋内を問わず、個人の判断に委ねられる。ただし、高齢者、免疫不全者、基礎疾患のある者は、マスク着用、手洗い・手指消毒を行い、人が集まる場所を避けることが推奨される。
(3)ワクチン接種を完了していない者に対する渡航前及び到着後のPCR検査は不要とし、ワクチン接種証明書のオンライン国際渡航ポータル(NITP)へのアップロードも不要とする。
(4)ナイジェリアへ渡航する全ての者は、(新型コロナウイルス専用ではない)簡易版の健康状態申告書(Health Declaration Form)をオンライン国際渡航ポータルにて記入する必要がある。また、出発前にこのフォームに記入できない場合、到着時に記入できる。
(5)ワクチン接種及び追加接種を受けることを強く推奨する。
2 同日、ナイジェリア民間航空局(Nigerian Civil Aviation Authority)は、新型コロナウイルス感染症の世界的な感染状況に基づき、ガイドラインを以下のとおり見直す旨の発表を行いました。
主なポイントは以下のとおりです。
(1)国内線
・空港及び航空機内でのマスク着用は、義務とせず任意となるが、推奨される。
・60歳以上の高齢者、免疫不全者、基礎疾患のある者は、マスク着用、手洗い・手指消毒を行い、人が集まる場所を避けることが推奨される。
・空港ターミナル入り口での荷物の消毒は不要。
・航空会社による機内での食事・飲み物提供の再開。
・空港内での社会的距離の保持は義務としない。
(2)国際線
・上記(1)の全ての項目が適用される。
・ワクチン接種状況に関係なく、渡航前及び到着後のPCR検査は不要。
・オンライン国際渡航ポータル(NITP)による渡航許可証は不要。ナイジェリアへ渡航する全ての者は、(新型コロナウイルス専用ではない)簡易版の健康状態申告書(Health Declaration Form)をオンライン国際渡航ポータルにて記入する必要がある。また、出発前にこのフォームに記入できない場合、到着時に記入できる。
・その他全ての新型コロナウイルス感染症に係る検疫等はオプションとなる。
3 現時点で新型コロナウイルス対策大統領運営委員会及びナイジェリア民間航空局の公式サイトでの正式な発表はありませんが、在留邦人及び旅行者の皆様におかれては、関連の報道や発表等にご留意ください。
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在ナイジェリア日本国大使館(領事班/医務班)
所在地:No.9, Bobo Street, Maitama, Abuja, Nigeria
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