2022.11.12
カタール|有効なワクチン接種証明書又は出国前検査陰性証明書いずれも保持しない方への対応について
現在、海外から日本への入国に際しては、有効なワクチン接種証明書(世界保健機関(WHO)の緊急使用リストに掲載されているワクチンを3回接種済みであることの証明書)を所持しない方は、出国前72時間以内に受けた検査の陰性証明書の提示が必要ですが、W杯開催期間中、カタールでは、PCR検査能力が逼迫し、かつ、宿泊施設やフライトも極めて逼迫するため、検査の空きを待って滞在を延長することもできない事態が予想されます。
このため、W杯期間中に日本からカタールに渡航される方は、可能な限りワクチンを3回接種してください。一方、W杯開催期間中の例外的かつ時限的な対応として、W杯開催期間中、有効なワクチン接種証明書又は出国前検査陰性証明書のいずれも所持しないカタールからの帰国者については、日本入国後に以下の検疫措置をとることを前提に、在カタール日本国大使館が発給するレターを取得していただきます。手続の詳細については、当館ホームページで追って御案内いたします。
なお、現地での予期せぬトラブルや事故に備え海外旅行保険に加入することを強くお勧めいたします。
<日本入国後に求められる検疫措置>
(1)到着空港の検疫にて抗原定量検査(又はPCR検査)による検査を実施します。検査結果が判明するまでの間(少なくとも1時間、検査の状況によってはそれ以上かかることがあります。)、到着空港で待機していただく必要があります。
(2)入国時検査にて陽性となった場合
(ア)有症状者の場合
検疫所が手配する宿泊療養施設での療養が必要です。基本、発症日から7日間経過し、かつ、症状軽快後24時間経過した場合には8日目から解除可能です。
(イ)無症状者の場合
検疫所が手配する宿泊療養施設での療養が必要です。7日間の療養を基本とし、療養5日目の抗原定性検査キットで陰性が確認できた場合には6日目から解除可能です。
(3)入国時検査で陰性となった場合
療養を求めず、その後の公共交通機関の利用も可能です。
(お問い合わせ先)
在カタール日本国大使館 領事班
電話: (+974)4440 9000
FAX:(+974)4029 3655
メール: eojqatar@dh.mofa.go.jp
※手続の詳細については、現在調整中のため、当館ホームページで追って御案内いたします。恐れ入りますが、しばらくお待ちください。