2023.03.01
オーストリア|渡航情報(必要な渡航書類、航空券手配、入国・検疫等の手続き手順)
オーストリアへの渡航に必要な手続きの手順
オーストリアへの渡航に際して必要となる入国制限、渡航書類、航空券手配、海外旅行保険等の手続き手順を纏めました。
弊社では一部の手続きをサポートしています。
◎ オーストリアの入国制限
オーストリア政府は2022年5月16日以降、疫学的リスクが高い特定国からの入国を除き、新型コロナウイルスに関する入国制限の適用を廃止しました。
これにより、日本からオーストリアへの入国においては 新型コロナウイルス対策として課せられていた 3G証明(ワクチン接種証明・感染回復証明・陰性証明)の提示 及び 渡航事前登録は全て不要 となりました。
在オーストリア日本国大使館|新型コロナウイルス(COVID-19)感染症
在京オーストリア大使館|オーストリアの新入国条件:3Gルールの解除
❶ 渡航書類について
2022年5月16日以降、ワクチン接種有無等に関わらず下記の渡航要件・検疫措置は全て撤廃 されました。
(上記疫学的リスクが高い国・地域(現在指定なし)からの入国を除く)
・3G証明(ワクチン接種証明・回復証明・陰性証明)の提示
・入国前の渡航事前登録(PTC: Pre-Travel-Clearance)
これにより、日本からオーストリアへの入国条件は、新型コロナウイルス発生以前の状態に戻りました。
オーストリア入国に際しては、有効な渡航書類 及び 査証(必要な場合)をご用意ください。
※ オーストリア経由でシェンゲン域内の他国に入国する場合、目的国の入国制限を受けますので、目的国の制限をご確認ください。
オーストリアにおける日本国籍の方の無査証滞在について
入国制限撤廃に伴い、コロナ以前の入国条件が適用となります。
日本国籍の方は 6か月以内の観光・知人訪問等での滞在は原則無査証での滞在が可能 (下記注参照)となります。
外務省海外安全ホームページ|オーストリア:安全対策基礎データ
- 査証免除取極に基づき90日を超えてオーストリアに滞在を予定している または オーストリアに無査証で90日を超えて滞在した後に「シェンゲン協定加盟国」を経由して日本に帰国する場合は、当該経由国の大使館、総領事館、入国管理局等にあらかじめご相談ください
※ オーストリアが加盟しているシェンゲン協定に関し、同域内において無査証での短期滞在については あらゆる180日間の期間内で最大90日間を超えない との規定が適用されます(外務省ホームページ|欧州諸国を訪問する方へ) - 駐日オーストリア大使館では、オーストリアに90日以上(180日未満)無査証で滞在する日本国旅券保持者は、日本からの直行便でオーストリアに出入国しない場合、非シェンゲン協定加盟国経由でオーストリアに出入国するか、シェンゲン査証を取得するよう案内しています
- 6か月を超えて長期滞在をする場合は、オーストリア入国前に有効な査証をご取得下さい
オーストリア入国後に在留/定住許可を申請することも可能ですが、日本国内で事前に用意しなければならない書類もありますので、渡航前に必要な種類の準備につきましては駐日オーストリア大使館にご確認ください
オーストリアにおける日本国籍の方の無査証滞在について | ||||
要否・滞在可能日数 | 渡航目的 | パスポートの必要残存期間 | その他注意事項 | |
〇 | 6か月 | 観光・知人訪問等 | オーストリア(シェンゲン協定加盟国) 出国時3か月以上必要 |
他のシェンゲン加盟国経由・訪問時は 経由・訪問国の残存にも注意 |
❷ オーストリア行き航空券の手配
航空会社各社は、新型コロナウイルスの発生により、路線の減便等の措置を実施しています。
なお下記バナー(別ページ)より、日本⇔オーストリア/ウィーン間の直行便フライト運行状況についてご案内しております。
❸ 海外旅行保険の加入確認
国や地域によっては、突然事故に遭い、また病気や怪我をして病院に搬送されても、実費あるいは保険等による治療費の負担が保証されないと、診察や治療が受けられない(断られる)ことがあります。
また医療水準や衛生事情により、その国では必要な治療が受けられず、他国や日本への緊急移送が必要となる場合もあります。
新型コロナウイルスに感染した場合は、滞在国の規定にそった検査、隔離が必要になり費用は渡航者の負担になります。
保険に入っていないと、時には数千万円にものぼる高額な医療費・移送費を全て自己負担しなければなりませんので、万一に備え、十分な補償内容の海外旅行保険に加入しておくことを強くお勧めします。
なお、クレジットカードに付帯している保険では補償として決して十分ではない点にも留意が必要です。
❹ オーストリア入国に際しての入国手続 及び 滞在について
オーストリア国内の新型コロナウイルス感染症に対する対応について
2023年6月30日をもってオーストリアにおける新型コロナウイルス対策規制は、全面的に解除されました。
7月1日以降は、新型コロナは届け出が必要な伝染病ではなくなります。
なお、一般の医療システムの枠内で、ワクチン接種、症状がある者に対する検査、医薬品は引き続き無料で供与されます。
オーストリア社会問題・保健・消費者保護省|Nach 3 Jahren Pandemie enden sämtliche Corona-Maßnahmen
❺ 日本到着時の手順:水際対策、入国制限、査証・在留資格、Visit Japan Web等手続き
日本への入国・帰国に際して必要となる書類と手続き手順を纏めました。
弊社では一部の手続きをサポートしています。