2022.02.12
ベルギー|コロナ・バロメータ橙色へ移行(2022年2月18日~)
ベルギーにお住まいの皆様、及びたびレジ登録者の皆様へ
昨11日、協調委員会が行われ、首相府よりコミュニケが発出されましたので、仮訳文を以下のとおりご案内いたします。
(参照アドレス:ドゥ=クロー連邦政府首相ホームページ)
https://www.premier.be/fr/code-orange-a-partir-du-18-fevrier-fin-de-heure-de-fermeture-horeca-reouverture-du-monde-de-la-nuit
(タイトル)2月18日からコードが橙色に。飲食業に課されていた閉店時間の終了及び夜間業界の再開
(本文)
2月18日朝より、コロナ・バロメータは、橙色へと移行する。これは、協調委員会で決定した事項である。本決定は、飲食業に課されていた閉店時間の終了、ナイトライフの再開及び屋内・屋外のあらゆるタイプのイベントの実施の許可を意味する。テレワークは、もはや義務ではなくなるが、引き続き推奨される。
協調委員会は、オミクロン変異株波の感染がピークに達し、新感染者数がこの二週間で減少したことを確認する。並行して、感染再生産率及び入院率は、1を下回っており、これはウィルス蔓延の鈍化を確認するものである。新入院者数も減少が始まっており、集中治療室におけるコロナ患者の入院数も同様である。
上記変化に基づき、協調委員会は、2月18日金曜日からコード橙色に移行することを決定した。以下が、本決定以降の具体的な形態である。
1 飲食業
・課されていた閉店時間は消え、一テーブルあたりの人数制限及び着席による消費の義務も同様に消える。
・職員のみ、マスク着用義務を負う。
・ナイトライフは、能力の70%を取り戻すことが可能となる。
2 イベント
・屋内及び屋外のあらゆる公的イベントは、常に許可される。
・マスク着用は、以下の場合に義務となる。
-屋内における動的ではない(non dynamique)活動
-屋内及び屋外における動的な(dynamique)活動については、職員のみ。
・コロナ・セーフ・チケットは、すべての屋内50名以上の活動及び屋外100名以上の活動において義務となる。
・200名という収容数(capacite)は、常に許可されるが、次の場合、さらに増やすことができる。
-屋内での動的な活動の場合には、その収容数の70%まで。
-屋内での動的ではない活動及びすべての屋外の活動の場合には、その収容数の80%まで。
-屋内活動の場合、空気の質が二酸化炭素濃度の計測平均値(対象)900ppmを下回るときには、その収容数の100%まで。
-屋外活動の場合、地元治安ユニットの肯定的意見が出されたあと、最大2000名までの区画を以て活動する、または、追加的な混雑管理措置が取られるときには、その収容数の100%まで。
・結婚式及び葬式は、現在のとおり、許可される。
3 組織化された娯楽活動
屋外の娯楽活動に関しては、もはや、最大収容数はなくなる。
屋内の娯楽活動に関しては、200名という最大収容数が適用される。この最大数は、スポーツのキャンプを除き、スポーツ活動には適用されない。
4 換気
協調委員会は、屋内空間の良好な換気の重要性を強調する。二酸化炭素限界値が1500ppm、換気流量が一人当たり18立方メートル、または、空気清浄が1時間・一人当たり18立方メートルに達している場合は、収容数を減らす、または、他の措置が講じられなければならない。
5 テレワーク
テレワークの義務は解除される。しかしながら、テレワークは、可能な限り引き続き推奨される。
6 買い物
買い物に関する規制はもはやなくなる。店舗に課されていた夜間の閉店時間はなくなる。
7 マスク着用義務
2月19日以降、マスク着用義務は、12歳以上の者のみとなる。
8 渡航の規則
ベルギーに入国する渡航者については、出発国の色識別コードはもはや考慮されなくなる。ベルギーにおいて主たる住居を有していない者であってEU・シェンゲン加盟国または第三国から到着したものは、今後は、有効なワクチン接種証明書、検査証明書又は回復証明書を所持していなければならない。しかしながら、48時間ルールや運送者や越境労働者といった一部のカテゴリーの渡航者の例外といった、非常に高いリスクゾーン(注:現時点で指定されているゾーンはなし)に関する規則、必要不可欠な渡航・必要不可欠ではない渡航に関する規則は、引き続き適用される。
欧州理事会勧告2022/107及び世界的なオミクロン株の蔓延進展に伴い、協調委員会は、証明書を以下のとおり適応することを決定した。
・ワクチン接種証明書は、初期接種(primovaccination)については有効期間270日、ブースター接種の場合は、制限なしとする。
・検査証明は、抗原迅速検査の場合は有効期間24時間とする。注意:抗原迅速検査居ついては、欧州レベルで承認された検査のみ受け入れられる。PCR検査は、有効期間72時間とする。
・協調委員会は、全公衆衛生担当大臣に対し、渡航の際の追跡及び検疫隔離を簡易化するよう要請する。
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