海外

2022.01.19

ラトビア|医療用マスク着用義務化及び自己隔離期間短縮

25日から、マスク着用が必要な公共の場所では、医療用マスクまたは規格がFFP2、FFP3又はKN95のマスク着用が義務化されます。

ラトビア政府は、陽性や濃厚接触者になった場合の自己隔離期間の短縮を決定しました(勤務場所や教育機関での特別措置)。

25日から、職場、店舗、公共交通機関、その他の公共の場所では、医療用マスクまたは規格がFFP2、FFP3又はKN95のマスク着用が義務化されます。ただし、教育現場においては、既に配付された非医療用の(布)マスクも使用可能です。また、7歳から12歳のこどもは非医療用の(布)マスクの着用も可能です(7歳未満のこどもはマスク着用義務なし)。

ラトビア政府は18日、仕事の継続性を確保するため、職場等での安全対策を追加した上で、自己隔離期間の短縮を決定しました。本措置は職場や教育機関に出勤、通学する場合のみ適用(その他の場所に関しては引き続きこれまでどおりの隔離期間)となります。

(1)濃厚接触者の場合(ワクチン接種済み又は罹患後回復した人のみに適用)
ア 感染者と最後に接触があった日から10日間の自己隔離
イ 濃厚接触判明後すぐに検査を受け、結果が陰性であれば10日間はマスク(FFP2)を使用し勤務可能で、3日目または4日目に再検査(結果が陰性の必要あり)
ウ 7日間毎朝抗原検査を受け、結果が陰性であれば、接触後も勤務を継続することが可能

(2)陽性になった場合(ワクチン接種済み又は罹患後回復した人のみに適用)
ア 24時間以上症状がない場合、8日目以降に職場に復帰することが可能
イ 公的機関の重要分野の従業員は、24時間以上症状がなければ3日間の自己隔離後に検査を受け、結果が陰性であれば復帰が可能
※感染確認後10日間はFFP2マスクを着用し、他の人との接触を避ける

(3)児童・未就学児の場合
ア 濃厚接触の場合
感染者と最後に接触があった日から10日間の自己隔離、又は7日間連続で教育機関が手配する抗原検査を受け、結果が陰性であれば通学可能
イ 陽性になった場合
24時間以上症状がない場合、8日目以降に通学可能

ラトビア国内感染状況について

ラトビアの19日の新規感染者数は5,082人(このうち,2,893名は、ワクチン接種完了者)、死亡者は17名となっています。過去14日間の人口10万人あたりの感染者数は1742,4人と、急激に増加しており、1日で登録された新規感染者数は過去最悪となっています。
ラトビア政府の規制等を遵守するとともに、ワクチン接種完了者も含め、「三つの密」を避け、人と人との距離の確保、手洗いの励行等、マスクの着用など、再度基本的な感染防止策を徹底し、感染防止に努めるようにしてください。

【参考】
保健省プレスリリース
https://www.vm.gov.lv/lv/jaunums/sabiedriskas-vietas-bus-javalka-mediciniskas-sejas-maskas-vai-respiratori-izmainas-izolacijas-un-majas-karantinas-laikos

ラトビア疾病管理予防センターHP
https://www.spkc.gov.lv/lv/arsta-lemuma-pienemsanas-algoritms-par-covid-19-pacienta-izolacijas-partrauksanu

2022年1月19日
在ラトビア日本国大使館 領事班より
(代表)+371-6781-2001

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