2022.01.15
オランダ|小売店や中高等教育機関の再開(2022年1月15日~)
1月14日(金)、オランダ政府は、1月15日(土)から適用される新たな措置について発表しましたので、その概要を以下のとおりご案内します。
オランダ政府の発表の詳細につきましては、以下をご参照ください。(英語)
https://www.government.nl/latest/news/2022/01/14/press-conference-14-january-2022
なお、オランダ各地において、オランダ政府の新型コロナウイルス対応措置に反対する抗議行動が頻発しており、怪我人や多くの逮捕者を出す暴動へと発展する事態も起きています。今回のオランダ政府の発表によって、今後抗議行動等が起きる可能性もありますので、報道等を注視し、予期せぬトラブルに巻き込まれないよう、十分に注意してください。
1 教育、文化、スポーツ活動の再開
〇中等職業教育(MBO)、高等教育(HBO及び大学)においては、対面式の授業を再開できる。
〇屋内および屋外でのスポーツ活動、芸術活動、文化活動(音楽、演劇、ダンスなど)を再開できる。ただし観客を入れての活動はまだ認められない。18歳以上が行う、屋内でのスポーツ活動や屋内外での芸術、文化活動では、コロナ・エントリー・パスの提示が必須となる。
2 小売店及び人と接触する店舗の営業再開
〇生活必需品を扱わない小売店や美容院など人と接触する業務を行う店舗の営業は午後5時まで。
〇上記の店舗では、1.5メートルの維持やマスクの着用、客数の制限および衛生対策が必須となる。
3 マスク着用アドバイスの拡大
〇屋外の混雑した場所や職場など、1.5メートルの距離を保つことができないすべての場所では、マスクの着用が推奨される。
〇マスクは、布生地や自家製のマスクではなく、使い捨てのものが推奨される。
4 自己隔離に関するアドバイスの修正
〇1週間以上前にワクチンのブースター接種を受けた人や8週間以内にコロナウイルスに感染した人は、感染者との濃厚接触があった場合でも、症状がない場合には自己隔離が不要となる。
5 その他(引き続き適用される措置等)
○常時、他人との距離を1.5m保つ。
○症状がある場合は自宅に滞在し、自己検査を行う。陽性の場合は、GGDで検査を受ける。
〇自宅へ招くことができる13歳以上の人数は、4人までとする。また、一日に訪問することができる訪問先は、一つの世帯までとする。
〇屋外では、13歳以上の人は4人を超えて集まらないよう推奨される。
〇飲食店(テイクアウトや配達は除く)や映画館、美術館、劇場、コンサートホールは引き続き閉鎖される。
〇スーパーマーケットやドラッグストアなどの生活必需品を扱う店舗は、午後8時まで営業できる。
○ガソリンスタンド、薬局、自動車学校、公証人、弁護士、その他生活に必須なサービスを提供する業者は、通常どおり営業できる。
6 今後について
〇政府は、1月25日(火)にそれ以降の措置について決定する。
在オランダ日本国大使館
電話番号: +31-(0)70-3469544
Eメールアドレス: consul@hg.mofa.go.jp
ホームページ: https://www.nl.emb-japan.go.jp/indexj.html