2022.01.12
ネパール|カトマンズ盆地内における新たな行動規制(2022年1月11日~)
●カトマンズ、ラリトプール及びバクタプールの郡当局は11日、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受けて、11日から発効する、カトマンズ盆地内における新たな行動規制(Prohibitory Order)を発表しました。
詳細は本文を参照ください。
●新型コロナの感染者数が急速に拡大しておりますので、これまで以上に感染防御に努めてください。
発表された新たな行動規制の主な内容は以下のとおりです。なお、この行動規制は次の新たな措置が発出されるまで有効となります。
1 外出時や公共の場所におけるマスクの着用、他者との適切な距離の維持、石けんを使った手洗い、消毒液の使用などの励行。
2 政治集会、行政関連集会、社会イベントの原則禁止。なお、実施する場合は、自治体からの許可が必要。
3 25人以上の一般的な集会、イベント、社会活動の禁止。
4 1月21日以降、ホテル、会社、レストラン、映画館、公園、スタジアム、航空機搭乗及び公共施設利用時におけるワクチンカードの提示(携帯電話で撮影した同カードの画像の提示でも可)。
5 1週間以内に12歳~17歳の生徒・学生がワクチン接種を受けられるようにする。
6 1月11日から1月29日まで、学校での対面授業の禁止。
7 公共交通機関乗車時に、制限乗車数以上の乗車禁止。乗車中のマスクの着用、消毒液の使用の義務。
8 感染症状のある者や感染者と接触した者は、ネパール政府が手配した無料の抗原検査またはPCR検査のために地方自治体、病院に連絡することが必要。
今回の行動規制により、治安機関が厳しく取り締まる可能性もありますので、十分注意してください。
11日現在、ネパール国内における1日当たりの新規感染者数は2,000名近くが報告されており、感染者数は急増しております。これまで以上に、感染防御に十分努めていただくようお願いいたします。
特に、外出する場合には、引き続き、適切なソーシャル・ディスタンス(2m以上)を取り、3密(密閉・密集・密接)を避け、マスクの着用・手指消毒を行う等、各自十分な感染対策をしてください。
在ネパール日本国大使館
大使館代表電話:4426680