2022.01.04
パキスタン|到着する国際線を利用する「15歳以上」の搭乗者は新型コロナウイルスワクチン接種証明書の携行が必要(2022年1月5日~)
【ポイント】
○1月3日付パキスタン航空当局(CAA)公告によると、1月5日午前0時以降、カテゴリー分けが廃止され、パキスタン国内に到着する国際線を利用する15歳以上の搭乗者は新型コロナウイルスワクチン接種証明書の携行が求められます。
○パキスタン当局が指定した到着便に搭乗した6歳以上の搭乗者はパキスタン到着時、抗原検査(RAT)が実施されます。
○パキスタンにおいても新型コロナウイルス感染者数は直近数週間で増加傾向を示し、またその中に占めるオミクロン株の割合も増加するなどしており、パキスタンに在留及び滞在されている皆様方も十分に感染防止対策を施していただきますようお願いいたします。
【本 文】
1 パキスタン航空当局(CAA)は1月3日、「パキスタンに到着する国際線へのガイドライン」の変更を発表しました。令和4年1月5日午前0時以降の主な変更点は以下のとおりです。
(1)令和2年9月25日から、パキスタン保健当局は新型コロナウイルスの感染状況によって各国をカテゴリー(B・C)分けしていましたが、令和4年1月5日午前0時よりカテゴリー分けが廃止されます。
(2)パキスタン国内に到着する国際線を利用する「15歳以上」の搭乗者は新型コロナウイルスワクチン接種証明書の携行が求められます。
(3)以下の到着便に対して、6歳以上の乗客に対するパキスタン到着時の抗原検査(RAT)が実施されます。
ア ヨーロッパからの全ての到着便
イ サウジアラビア、UAE及びカタールからの到着便のうち50パーセント以上の到着便
ウ 上記ア、イ以外の全ての到着便から無作為抽出された到着便
2 引き続き、パキスタン国内に到着する国際線を利用する「6歳以上」の搭乗者は、搭乗前「48時間」以内に受検したRT-PCR検査(*1)の陰性証明書の携行が求められます。また、パキスタン入国時の抗原検査(RAT)で陽性となった場合、10日間、政府が指定する施設又は自費負担による隔離施設での隔離が求められ、8日目にPCR検査を受検することになります。
*1:RT-PCR検査に用いる検体採取部位については、鼻咽頭ぬぐい液(Nasopharynseal Swab)を用いた検査が原則となっています。
3 入国規制に関する詳細は、ご利用予定の航空会社・旅行代理店等にお問い合わせください。
4 パキスタン国内における新型コロナウイルス感染者数は直近数週間で増加傾向を示し、またその中に占めるオミクロン株の割合も増加するなどしており、政府高官も「新たな波」の始まりを示しているとの発信を行っております。パキスタンに在留及び滞在されている皆様方も十分に感染防止対策を施していただきますようお願いいたします。また、今回の措置も感染状況により適宜変更されますので、引き続き、政府当局の発表にご注意ください。
5 なお、外務省広域情報など当地で安全に滞在するための参考となる情報が以下のウェブサイトに掲載されておりますので、そちらもあわせてご確認下さい。
○当館ホームページ:
http://www.pk.emb-japan.go.jp/indexjp.htm
○外務省海外安全ホームページ(パキスタン):
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_011.html#ad-image-0
○厚生労働省HP:「海外渡航用の新型コロナワクチン接種証明書について」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_certificate.html
○緊急時の連絡先:051-9072500(在パキスタン日本国大使館代表)
パキスタン航空当局(CAA)|Pakistan Civil Aviation Authority /Twitter
Revised Covid-19 Guidelines Concerning Inbound Travel to Pakistan.@GovtofPakistan @ForeignOfficePk pic.twitter.com/L3ctXhosmQ
— PCAAOfficial (@official_pcaa) January 4, 2022