2021.12.22
アメリカ(米国) |ニューヨークにて新型コロナウイルスの感染者数が急激に拡大
●新型コロナウイルスの感染が急速に拡大していますので、御注意ください。
●12月23日午前0時(日本時間)より、デラウェア州から日本に帰国・入国される方は、検疫所長の指定する場所(検疫所が確保する宿泊施設に限る)で3日間の待機、入国後3日目の検査が求められます。
1 新型コロナウイルスの感染拡大について
(1)新型コロナウイルスの感染者数が急激に拡大しています。当館管轄地域の感染者数についてCDCホームページから7日間の平均を抜粋し、2か月前と比較したのが下記の表になりますが、感染者数が急増しています。また、ニューヨーク州においては、ここ数日間の1日の感染者数が2万人を超えており、デブラジオ市長はこの先数週間は感染者が急増すると予想し、ワクチンの追加接種を呼びかけています。
12/17/21(7日平均) 10/17/21(7日平均) 増加率
NYS(除NYC) 7,718 7,093 8.8%
NYC 5,516 2,575 114.2%
NJ 5,103 4,312 18.3%
DE 670 607 10.4%
PA 7,979 7,786 2.5%
WV 1,039 965 7.7%
PR 263 120 119.2%
VI 6 9 -33.3%
(出典: https://covid.cdc.gov/covid-data-tracker/#trends_dailycases )
(2)これから年末年始を含むホリディシーズンを迎えるに当たり、外出の機会が増えますが、家庭内感染のリスクもありますので、普段からできるかぎり不要不急の外出を控え、外出時にはこれまで以上に感染防止対策に意を用いていただくようお願いしたします。
新型コロナウイルスの現状や対策などについては、以下の関係機関のHPや報道などを参考になさってください。
【内閣官房新型コロナウイルス等感染症対策推進室】「感染拡大防止に向けた取組」
https://corona.go.jp/proposal/
【厚生労働省HP】「新型コロナウイルス感染症の“いま”に関する11の知識」
https://www.mhlw.go.jp/content/000788485.pdf
【米国疾病予防管理センター(CDC)HP】「Omicron Variant: What You Need to Know」(グーグル翻訳をご利用ください)
https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/variants/omicron-variant.html
【その他】
11月26日、当地日本クラブ主催で開催された感染症専門医の兒子先生と米国日本人医師会長の柳澤先生によるウェビナーの講演記録及び抜粋記事。
兒子 真之 医師(テキサス州立大学ヒューストン校 感染症科Assistant professor)
柳澤 貴裕 医師(マウントサイナイ内分泌内科教授、米国日本人医師会長)
●ウェビナー記録
https://m.youtube.com/watch?v=g2JYGf5ksTM
●ブースター、変異株、子どもへの接種(上記ウェビナーからの抜粋記事)
https://yomitime.com/event_121721/1201.html?cmid=cb0963e1-9212-4ce7-b6ae-eefcf577fc4b
2 デラウェア州からの入国時の検疫所指定場所における待機期間(待機なし→3日間待機)について
日本政府は、20日、デラウェア州を「水際対策上特に対応すべき変異株に対する指定国・地域」及び「オミクロン株(B.1.1.529 系統の変異株)に対する指定国・地域」に追加しました。本件措置により、23日午前0時(日本時間)以降、日本入国前14日以内にデラウェア州滞在歴のある入国・帰国者(国籍、ワクチン接種証明書の有無を問わず)は、検疫所長が指定する場所(検疫所が確保する宿泊施設に限る)で3日間の待機、入国後3日目(入国日を含めない)の検査が求められることとなりました。
なお、当館管轄地域のうち、ニューヨーク州については、引き続き検疫所長の指定する場所で6日間の待機、入国後3日目及び6日目(入国日を含めない)の検査、またペンシルベニア州及びコネチカット州については、3日間の待機、入国後3日目の検査が求められます。
【問い合わせ先】
在ニューヨーク日本国総領事館
299 Park Avenue、 18th Floor、 New York、 NY 10171
TEL:(212)-371-8222
HP: http://www.ny.us.emb-japan.go.jp/jp/html/