2021.12.15
オランダ 感染防止措置の継続(~2022年1月14日)
12月14日(火)午後7時より、ルッテ首相及びデ・ヨンゲ保健・福祉・スポーツ大臣が新型コロナウイルス対策に関して記者会見を行い、11月28日(日)から12月19日(日)まで適用される予定であった新型コロナウイルス感染防止措置を、少なくとも2022年1月14日(金)まで継続すること等を発表しました。
この会見に関連し、オランダ政府がホームページ上に具体的な内容を公表しておりますので、その概要について以下のとおりお知らせいたします。「」が新たに追加された措置となります。
なお、オランダ政府の発表の詳細につきましては、以下をご参照ください。(英語)
1 2022年1月14日(金)まで継続される措置
○すべての人は可能な限り自宅にとどまるようにする。「外出する場合は、接触する人数をできるだけ少なくする。」
○他人と1.5メートルの距離を保つ。
○自宅へ招くことのできる最大人数は、13歳以上の場合、1日上限4名とする。また、他者の家を訪問するのは、1日に1回までとする。
○他人の家を訪問する場合や訪問を受ける場合は、自主検査を行う。
○70歳以上の人は、子供を含む他人との接触をできるだけ制限し、1.5メートルの距離を保つ。
○13歳以上の人は、公共交通機関、学校内、店舗、美術館、飲食店等の公共の場ではマスク着用が必須となる。
○13歳以上の場合、飲食店、劇場、コンサートホール、美術館、屋内スポーツ施設、映画館等への入場にはコロナ・エントリー・パスの提示が必須となる。これらの場所においては、着席と1.5メートルの距離を保つことが必須となる。
○午後5時から午前5時までの間、生活必需品の店やサービスを除き全ての店舗は閉鎖し、イベントは禁止となる。
○スーパーマーケットや薬局など生活必需品の店舗は、午後8時まで営業が可能。
○公証人や弁護士、医療関係者などの必須なサービスは、通常の営業時間で営業が可能。
○アマチュアスポーツの試合や練習は、午後5時から午前5時までの間は禁止。
○プロスポーツの試合や練習、プロの芸術・文化活動は、午後5時以降は無観客を条件に認められる。
○常に人流のある場所の収容可能最大人数は、5平方メートル当たり1名となる。
○高等教育機関においては、1グループ最大75名とし、1.5メートルの距離を保つ。
○劇場やコンサートホールの最大収容人数は、1250人とする。
○原則、在宅勤務が推奨される。出勤せざるを得ない場合は、職場では常に他人と1.5メートルの距離を確保する。
2 初等教育
「小学校及び学童保育(BSO)は、クリスマス休暇の前の週(当館注:記者会見時の発表によると、2021年12月21日(火))からクリスマス休暇に入り、小学校は2022年1月10日(月)に再開する。その間、小学校はオンライン授業を提供する必要はない。脆弱な子供のためのケア施設や、重要な職業に就く親を持つ子供のための学校は、2021年12月24日(金)まで閉鎖されない。」
【参考(蘭語)】
https://www.rijksoverheid.nl/actueel/nieuws/2021/12/14/basisscholen-week-voor-kerstvakantie-dicht
3 ブースター接種
「オミクロン株の発現を受け、18歳以上の人は、年齢の高い人から順番に、遅くとも1月後半までにブースター接種が受けられるようになる。ブースター接種は、最後のワクチン接種又は新型コロナウイルスへの感染後、3か月が経過した後に受けることができる。60歳以上の人は、年末までにブースター接種の招待状を受け取る。」
【参考(蘭語)】
4 財政支援
「新型コロナウイルス感染防止措置によって影響を受ける起業家、企業、フリーランス、文化機関、スポーツ組織等への財政支援は、2022年第1四半期まで延長される。イベント部門への財政支援は、感染防止措置によるイベント禁止が継続した場合、2022年第3四半期まで延長される。」
【参考(蘭語)】
5 次回の政府発表
政府は、2022年1月14日(金)に措置の再評価を行う予定である。
在オランダ日本国大使館
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