2021.11.29
タンザニア オミクロン株による第4波に対する注意喚起(2021年11月29日)
11月27日,タンザニア保健省はアフリカ南部及び欧州等にて感染が確認されている新型コロナウイルス感染症変異種オミクロン株による第4波に対する注意喚起を行っているところ,同概要を次のとおりお知らせします。在留邦人,短期渡航者の皆様におかれては,感染予防対策の徹底を引き続き強くお願します。
1 タンザニア保健省は,国民に対し定期的に新型コロナウイルス感染症に対策する予防対策の周知と徹底を呼びかけているところである。しかしながら,タンザニアにおいてはワクチン接種率が低いこと,年末にかけて国内外から旅行者が増加すること,いくつかの国々で新型コロナウイルス感染症変異種オミクロン株が確認されたことから,第4波が発生する危機に直面している。
2 タンザニア政府は,改めて国民に対し第4波の脅威から身を守るための感染予防対策を引き続き行うことを強く要請する。
(1)全国の医療機関で無料実施されているワクチン接種を推奨する。ワクチンは感染症対策に大きな効果を発揮することが確認されている。
(2)マスク着用,石けんを用いた手洗い及び手指消毒,専門家が推奨する自然療法(薬草の蒸気を浴びる,栄養価の高い果物の摂取,自己免疫力を高める運動等)を引き続き実施すること。
(3)不要不急の集まりの回避。
(4)各業界,メディア等による感染予防対策のガイドラインの徹底。
(5)空港,国境及び港湾における引き続きの検疫強化。
(6)感染者の増加傾向にある諸外国の監視,適切な措置の実施。
3 タンザニアにおいては,暫く運休していた南アフリカとの直行便が再開したこともあり,現地人の間ではオミクロン株の発生,拡大が懸念されています。また,市内医療機関においては今月27日より新型コロナウイルス感染症による入院患者が再び増えていることが確認されています。在留邦人及び短期渡航者の皆様におかれては,感染予防対策の徹底を引き続き強くお願します。
<タンザニア保健省公式Twitter(スワヒリ語)>
https://twitter.com/wizara_afyatz
(問い合わせ先)
在タンザニア日本国大使館
EMBASSY of JAPAN in TANZANIA
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