海外

2021.11.27

ベルギー 新たな冬期措置全体の採用を決定

ベルギーにお住まいの皆様、及びたびレジ登録者の皆様へ

本日、協調委員会が行われ、首相府よりコミュニケが発出されましたので、仮訳文を以下のとおりご案内いたします。

【首相コミュニケ仮訳】

https://www.premier.be/fr/mesures-hivernales

 

 

(タイトル)協調委員会は、直ちに効力を生ずる冬期措置を採用する

協調委員会は、本日、医療看護制度の逼迫、看護スタッフの欠勤及び患者に対する治療の遅延に見られるとおり、ベルギーにおけるコロナウイルス状況が急速に悪化していることを確認した。そのため協調委員会は、接触数を制限する、新たな冬期措置全体の採用を決定した。

感染状況は前回の協調委員会から更に悪化した。感染者数、入院、また集中治療室への負担は増加し続けている。一時的な新たな増加は想定されていたものの、実際は予測されていた最悪なシナリオを大幅に超えるものであった。

それにより、医療部門、特に一般医師、検査センター、病院の状況は更に悪化した。さらに、集中治療室の病床の10%は職員不足のため使用不可能となっており、新たに第一線(当館注  一般医や訪問医療など)における及び病院内の患者への対応遅延が生じている。

協調委員会は、ウイルス感染を鈍化させ、また、医療機関の負担をより管理しやすくするため、一連の決定を行った。これらの措置は12月15日に評価される予定である。

 

1 追加的なワクチン

65歳以上などの脆弱かつ特定のグループ、医療提供者、免疫不全の者及びジョンソン&ジョンソン製ワクチン接種者へのブースター・ワクチンの接種後、可及的速やかにワクチンの追加接種を受けるべきは国民全体である。最大の目的は、すべての市民が最後のワクチン接種の4か月後(ジョンソン&ジョンソン、アストラゼネカ)又は6か月後(ファイザー、モデルナ)にmRNA型ワクチンの追加接種を受けることである。

協調委員会は、ワクチン接種キャンペーンの収容力が迅速かつ大幅に増加し、クリスマス前に最大限の人々がワクチン接種受けられるよう、公衆衛生省庁間会議が11月27日までに策定する科学的データに基づく(ワクチン接種)実施計画が可及的速やかに実施されることを求める。ワクチン接種を行う人々は、例えばQVAXアプリケーションを使って、柔軟にワクチン予約ができる。

欧州医薬品庁の最近の承認に鑑み、協調委員会は、5歳から11歳の子どもに向けた任意のワクチン接種の開始について、保健上級評議会及び生命倫理諮問委員会に対し、可及的速やかに意見を提出するよう要請する。

 

2 冬期の措置

私的な会合 

結婚式や葬式(式典後のレセプション)を除き、屋内での私的な会合は禁止する。結婚式や葬式(式典後のレセプション)は、屋内で50人以上の場合、屋外で100人以上の場合には、コロナ・セーフティ・チケット(CST)を使用して開催しなければならない。マスク着用でダンスすることは許されるものの、飲食業に適用されるモダリティが適用される。

これらの措置は、私的住居で開催される会合には適用されない。協調委員会は、私的住居で招待客を迎え入れる際には、自己検査の実施を強く推奨する。

CSTの使用は、私的な会合や私的住居には適用されない。ただし、プロにより提供される飲食活動が行われる会合を除く。

プロの飲食サービスを利用する場合、結婚式を例外として、このサービスは5時から23時の間に制限される。

 

飲食業

1テーブルにつき最大6名までに制限される。ただし、その規模に関係なく、1世帯は1テーブルを共有できる。

着席のみ許容される。

営業時間は制限され、朝5時から23時までとなる。

 

ディスコとダンス場

ディスコとダンス場は閉鎖しなければならない。

 

公的なイベント

屋内での公的なイベント  CST使用及びマスク着用の上、着席のみ許可される。

屋外での公的なイベント主催者が社会的距離のルール及び各グループ間の1.5mの距離確保を遵守しない場合、イベントは閉鎖となる。

飲食業部門において適用される措置は、全てのイベントにおいて有効となる。

プロによって運営されるイベントに関する措置の適用が効力を生じる日は、11月29日となる。

 

商業フェア

協調委員会は、商業フェア開催時のマスク着用義務を確認する。

連邦構成体は、商業フェア開催時におけるCSTの使用普及のため、必要な規制措置を講ずる。

 

スポーツ競技

屋内でのスポーツ競技は、プロ・アマ問わず、観客なしの場合に限り開催可能となる。ただし、18歳以下の(スポーツ競技)参加者は、両親の同伴が可能。

 

義務教育

全教育担当大臣は、特に下記を含む措置を設置する。

●マスク着用義務

●空気の質及び換気の改善

●教室グループの分離

●ハイリスク接触調査(追跡及び検査)

●課外活動

 

全教育・高等教育担当大臣及び高等教育大臣は、アンブレラ団体(organisation faitiere)及び労働組合との協議を踏まえ、追加提案を策定することが求められる。

 

青少年活動

全青少年担当大臣は、異なるクラス及び学年の生徒が混ざることによる感染リスクに鑑み、屋内で青少年の活動する際の規制及び安全措置について、追加的な提案を遅くとも11月29日までに作成するよう求められる。

 

テレワーク

週最大1回までの職場出勤につき、12月12日までの期限を、12月19日まで延長する。

週最大2回までの職場出勤は、12月20日から適用開始する。

 

3 措置の遵守

警察・監視機関は、措置の不遵守を確認した場合には、厳しく介入する。

所管大臣及び市長は、警察・監視機関に対し必要情報を伝達するよう要請される。

 

4 結語. 安全に過ごすための3つの指示

●接触を制限して下さい。特に脆弱な人々がいる場合には、行動を変え、細心の注意を払ってください。それでも友人と会いたい場合は、屋外で会うようにしてください。

●自己検査を使用してください。自宅に人を招く際には、自己検査を実施し、マスクを着用してください。万全を期すためです。自己検査は薬局やスーパーで入手可能です。

●換気をして下さい。屋内が十分に換気されるよう注意してください。いずれにせよ、とるべき正しい習慣ですが、コロナウイルスが蔓延する現状においてはより一層行って下さい。

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https://www.be.emb-japan.go.jp/itpr_ja/news_200923-1.html
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在ベルギー日本国大使館 
住所:Rue Van Maerlant 1, 1040 Bruxelles, Belgique 
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Fax :(02) 513-4633 
ホームページ: http://www.be.emb-japan.go.jp/japanese/index.html  
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