2021.08.24
マレーシア 「国家回復計画」第四段階への移行:ラブアン、第二段階への移行:ヌグリ・スンビラン州
●8月24日、イスマイル・サブリ首相が、州ごとの「国家回復計画」段階移行について発表しました。今回発表されたのは、8月26日からのラブアンの第四段階への移行及びヌグリ・スンビラン州の第二段階への移行です。
●ラブアンの第四段階における規制(SOP)
・全ての経済部門は、現行のSOPに準拠して100パーセントの人員で操業可能。
・対面での会合を伴うセミナー、ワークショップ、コースは、会場の50パーセントのキャパシティで開催可能。
・宴会、祝賀会、結婚式・婚約式、レセプション等の社交的な集まりは、物理的距離を確保した上で会場の50パーセントのキャパシティで開催可能。
●ヌグリ・スンビラン州の第二段階におけるSOP
2回のワクチン接種を完了した者に対する緩和措置は以下のとおり。(当館注:今回の発表では、1回のみ接種が必要なワクチン(ジョンソンエンドジョンソン、カンシノ等)を接種した場合については言及されていませんが、詳細は国家安全保障会議(NSC)等から今後発表されるSOPを御確認ください。)
・地区間移動が可能。
・離れて暮らす夫婦は、双方が2回のワクチン接種を完了していることを条件に、配偶者に会うために州間移動が可能。
・保護者は、双方が2回のワクチン接種を完了していることを条件に、他の州に居住する18歳未満の子供に会うために州間移動が可能。
・州宗教当局によって定められたSOPに従って、モスク、スラウでの礼拝が可能。イスラム教以外の宗教の礼拝については、国民統合省の定める規則に従う。
・レストラン等における店内飲食が可能。
・ホームステイとホテルでの滞在を含む同一州内の観光活動が可能。
●イスマイル・サブリ首相の発表については以下をご確認ください。
https://www.facebook.com/MKNJPM/posts/3680379238731622
●SOPの詳細は「国家回復計画」ウェブサイトまたはNSCウェブサイトをご確認ください。
https://pelanpemulihannegara.gov.my/selangor/index-en.html (英語)
https://www.mkn.gov.my/web/ms/sop-perintah-kawalan-pergerakan/ (マレー語)
○5月以降、マレーシア国内、特にクランバレー地域における感染者が急増しています。直近の感染状況については、当館HPで随時公表していますので、ご参照ください。また、感染した場合など、ご不安な場合は当館までご相談ください。
https://www.my.emb-japan.go.jp/files/100218178.pdf
○不要不急の外出は控え、今後も、SOPの順守に加え、人混みを避ける行動や、適切なマスクの着用、うがい・手洗いの励行など、基本的な感染症予防対策に努めてください。
○現在、外務省はマレーシアに対して「感染症危険情報レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」を発出しています。詳細は以下を御確認ください。
外務省海外安全ホームページ:マレーシア
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_017.html#ad-image-0
当館ウェブサイトページ
https://www.my.emb-japan.go.jp/itpr_ja/newinfo_31032020.html
○在留邦人、渡航者の皆様におかれては、引き続き、マレーシア関係当局及び各種メディアから、最新の情報を入手するよう努めてください。各州政府が独自の規制を行っている場合もありますので、お住まいの地域の状況について、報道や各州政府ウェブサイト・SNS等を通じ、御自身での情報収集に努めてください。
(現地公館連絡先)
〇在マレーシア日本国大使館
住所:No.11, Persiaran Stonor, Off Jalan Tun Razak, 50450 Kuala Lumpur, Malaysia
電話:(03)2177-2600(代表)
ホームページ: https://www.my.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html