2021.08.14
ナミビア 新型コロナ対策措置を緩和(2021年8月15日~9月14日)
8月13日、ガインゴブ大統領は、過去2週間の感染状況を踏まえ、8月15日から9月14日まで、新型コロナ対策措置を緩和する旨発表しました。このうち重要な点は以下のとおりです(今回発表された原文は以下のリンクをご覧ください。)。
(大統領ステートメント)https://www.na.emb-japan.go.jp/files/100222554.pdf
(保健大臣ステートメント)https://www.na.emb-japan.go.jp/files/100222555.pdf
【ナミビア政府発表要旨】
1 過去2週間は状況に以下の改善傾向が見られる。
(1)感染率は28%から15%に減少。新規感染者数は52%減少。
(2)回復者数は15,188人で、新規感染者数を上回った(累積回復率は91%)。
(3)死者数は500人から205人に減少(累積死亡率は2.7%)。
2 ワクチン接種については、過去2週間で、2回接種済み比率は1.8%から2.7%に(71,158人)、1回接種済み比率は6.1%から7.1%にそれぞれ上がった。しかし、1日当たりの接種回数は約3,250回にとどまっており、このペースでは、集団免疫を獲得するため来年3月末までに国民の60%(150万人)に接種を完了するとの目標には届かない。この機会に、接種資格を有する国民に対し、ワクチン接種を受けていただくよう、改めて協力をお願いする。
3 8月15日から9月14日までの措置(現行措置から以下のとおり変更)
(1)ナミビア入国時のPCR陰性証明書
ア ナミビア到着前72時間以内に検体を採取して取得したPCR陰性証明書を携行すること。72時間を越えた陰性証明書で入国する者に対しては、経費自己負担により、入国後7日間の隔離措置とPCR検査の受検を求める。
イ ナミビア出国時に抗原検査(Antigen Rapid Diagnostic test)又はPCR検査の陰性証明書を取得し、その際の検体採取から7日以内にナミビアに再入国する者は、再入国に際してのPCR検査は不要である。
(2)集会の人数制限
100人までに制限する。(現行は50人)
(3)夜間外出制限
22時から朝4時まで。(現行措置と同じ)
(4)アルコール販売制限
土日も含め22時まで食事ととともに提供可。(現行は月曜日から金曜日の09時~18時(テイク・アウェイのみ))
(5)各種商業の再開
ア レクリエーション施設(ジム、ナイトクラブ、カジノ等)
収容人数を半数までに制限することを条件に(ただし、いかなる場合であっても、100人を超えてはならない)、営業再開を許可する。
イ コンタクト・スポーツ
再開を許可するが、観客は入れてはならない。
ウ 公共交通機関
乗客数は、従来どおり乗員定数の半分とする。なお、ツアー・グループを運ぶ交通機関は、乗員定数での運行を許可する。
(6)学校教育
感染予防措置を強化した上で、通常通りの授業を再開する。教員をはじめ学校関係者等にはワクチン接種を奨励する。
(連絡先)
在ナミビア日本国大使館 領事班
住所:78 Sam Nujoma Drive, Klein Windhoek, Windhoek, Republic of Namibia
開館時間:8:30-12:45 13:45-17:00
電話:+264 61 426 700
FAX: +264 61 426 749
E-mail:consul@wh.mofa.go.jp
ホームページ: http://www.na.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html