2021.08.12
スリランカからの帰国者及び日本入国者への水際対策措置について
※以下は、8月11日付で「外務省海外安全ホームページ 最新情報 <anzen_mm@ezairyu.mofa.go.jp>」から配信されておりますメール(「【広域情報】新型コロナウイルス感染症に関する新たな水際対策措置(水際対策上特に懸念すべき変異株等に対する新たな指定国・地域について)に関する補足事項です。
詳細は同メール又は以下の本文中にあるリンクを確認してください。
●8月11日、日本において新たな水際対策措置を決定。これにより、8月14日(土)午前0時以降、スリランカからの帰国者及び入国者については、検疫所長の指定する場所(検疫所が確保する宿泊施設に限る)での待機期間は6日間となる。
●一時帰国時のワクチン接種事業でのワクチン接種を予約されている方は、予約の変更が必要な場合があります。
●スリランカ国内では、引き続き、感染が拡大しています。スリランカ当局が発表する最新情報を収集するとともに、手洗い・手指消毒の励行、マスクの着用、ソーシャル・ディスタンシング(社会的距離)の確保、自宅やオフィスでの定期的な換気など感染症対策に努めてください。
1 検疫所長の指定する場所での待機期間の変更など
(1)8月11日、日本において新たな水際対策措置が決定されました。これにより、スリランカからのすべての帰国者及び入国者は、8月14日(土)午前0時以降、検疫所長の指定する場所(検疫所が確保する宿泊施設に限る)での待機期間が、これまでの10日間から6日間に変更されます。また、待機期間中のPCR検査は3回から2回(帰国(入国)後3日目及び6日目)に変更となります。(13日以前の帰国(入国)者の待機期間は短縮されません。)
(2)検疫所長の指定する場所(検疫所が確保する宿泊施設に限る)での待機期間は、入国日の翌日から起算し、6日目に検疫所長の指定する場所での待機期間が終了します(8月14日に帰国(入国)した場合、20日に終了)。
検疫所長が指定する場所での待機期間終了後(6日目のPCR検査の結果が出た後)は、検疫所(または宿泊施設)が用意するバスにて空港に戻っていただきます。空港からご自宅等への移動には公共交通機関は利用できません。また、入国後14日間が終了するまでは自宅等での待機が必要です。
(3)また、既に領事メールでお伝えしているとおり、日本入国時には、引き続き出国前検査証明の他に誓約書、スマートフォンの携行(必要なアプリの登録・利用)及び質問票の提出が求められています。特に出国前検査証明の不備で、予定していた航空便に搭乗できないケースも発生していますので、ご帰国前には以下の厚生労働省ホームページにて最新の状況を必ずご確認ください。
〇厚生労働省ホームページ(水際対策に係る新たな措置について)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00209.html
(4)ご帰国をお考えの方は、予定されているフライトの運航状況などについて、前もって航空会社や旅行代理店に最新情報を確認するようにしてください。
〇スリランカ航空(Sri Lanka Global Contact Center)
https://www.srilankan.com/en_uk/flying-with-us/contact-us
( 当地発成田行き直行便:UL454、成田発当地便:UL455)
2 一時帰国時のワクチン接種事業でのワクチン接種を予定されている方
(1)待機期間(10日間)中の巡回接種を予約している方
巡回接種の対象とはなりませんので、巡回接種を受けることはできません。待機終了日(入国後7日目)以降の空港での接種に予約を変更する必要があります。なお、待機終了日当日に接種を希望する場合は、宿泊施設から空港への移動予定時刻を念頭に予約してください(12日現在、宿泊施設から空港への移動は午後3時以降となっています)。
(2)待機終了当日(入国後11日目)に空港での接種を予約している方
予約した日に公共交通機関を利用せず空港のワクチン接種会場を訪れるか、待機終了当日(入国後7日目)の空港での接種に予約を変更する必要があります。なお、待機終了日当日に接種を希望する場合は、午後3以降の時間を予約してください(現在、宿泊施設から空港への移動は午後3時以降となっています)。
(3)予約の変更方法
接種予定日から7日以上ある場合は、以下の予約サイトから予約の変更を行ってください。接種予定日から7日以内の場合には、予約サイトからの変更を行うことができませんので、以下のワクチン接種コールセンターまで電話にて予約の変更を行ってください。
・海外在留邦人向け新型コロナウイルスワクチン接種予約サイト
https://mar.s-kantan.jp/mofa-v-u/reserve/offerList_initDisplay.action
・ワクチン接種コールセンター(月~日・祝 8:00~20:00)
・日本国内からかける場合:03-6633-3237(有料)
・海外からかける場合:(+81)50-5806-2587(有料)もしくはSkype上でmofa-vaccine-QA@asiahs.com(無料)
3 日々の生活における留意事項
(1)スリランカにおいては、新型コロナウイルスの警戒基準としてレベル3が維持されています。感染拡大が継続していることも踏まえ、当地の在留邦人の皆様及び当地を訪問中の邦人の皆様におかれましては、引き続き当局が発表する最新情報を収集するとともに、手洗い・手指の消毒の励行、マスクの着用、ソーシャル・ディスタンシング(社会的距離)の確保、自宅やオフィスでの定期的な換気など、正しい知識に基づいた感染症対策に努めてください。また、規則正しい生活や十分な睡眠をとるなど自己の健康管理に努めるとともに、自己のみならず、他人に感染させないような行動を心がけてください。
(2)なお、スリランカ政府は、検疫及び疾病防止条例にて、公共の場におけるフェイスマスクの着用やソーシャル・ディスタンシングの確保等の新たな規則を追記する官報を発出しています。これら規則や規制に従わなかった場合には、罰金や懲役等の法的措置がとられる場合がありますので、十分に注意をしてください。
【参考】官邸ホームページ
「新型コロナウイルス感染症に備えて ~一人ひとりができる対策を知っておこう~」
http://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/coronavirus.html
○問い合わせ先
在スリランカ日本国大使館
電話:(国番号94)11-269-3831
住所:3rd & 4th Floor, M2M Veranda Office, No.34, W. A. D. Ramanayake Mawatha, Colombo 2 (移転しました)