2021.08.06
パキスタン入国時に必要なPCR検査陰性証明書の対象者が6歳以上に変更(2021年8月9日~)
【ポイント】
○8月3日、パキスタン空港当局は、8月9日以降パキスタンに到着する国際線の乗客に義務づけている出発前72時間以内のRT-PCR検査陰性証明書の対象者を6歳以上とすることを発表しました。詳細は、ご利用予定の航空会社・旅行代理店等にお問い合わせください。
○引き続き、カテゴリーCに該当する国からの入国は国家指揮運用センター(NCOC)が規定する特例を除き入国禁止となっています。
○パキスタンに到着した6歳以上の乗客は、空港到着時に抗原検査が実施されます。到着検査で陰性となった場合は、10日間の自主隔離が義務づけられています。同検査で、陽性となった場合は、空港所在の州政府施設が指定する隔離施設に該当者の自己負担により収容され、8日後に再検査となり、検査結果が陰性となるまで当局の指示に従う必要があります。
【本 文】
1 8月3日、パキスタン空港当局は、8月9日以降パキスタンに到着する国際線の乗客に義務づけている出発前72時間以内のRT-PCR検査(*1)陰性証明書の対象者を6歳以上とすることを発表しました。詳細は、ご利用予定の航空会社・旅行代理店等にお問い合わせください。
*1:RT-PCR検査に用いる検体採取部位については、鼻咽頭ぬぐい液(Nasopharyngeal Swab)を用いた検査が原則となっています。
2 引き続き、カテゴリーCに該当する国(*2)からの入国は国家指揮運用センター(NCOC)が規定する特例を除き入国禁止となっています。
*2:カテゴリーCに指定された26か国(6月12日以降)
アルゼンチン、バングラディシュ、ブータン、ボリビア、ブラジル、チリ、コロンビア、コスタリカ、ドミニカ共和国、エクアドル、インド、インドネシア、イラン、イラク、モルディブ、メキシコ、ナミビア、ネパール、パラグアイ、ペルー、フィリピン、南アフリカ、スリランカトリニダードトバゴ、チュニジア、ウルグアイ
3 また、パキスタンに到着した6歳以上の乗客は、空港到着時に抗原検査が実施されます。到着検査で陰性となった場合は、10日間の自主隔離が義務づけられています。同検査で、陽性となった場合(12歳以下は自宅隔離)は、空港所在の州政府が指定する隔離施設に該当者の自己負担により収容され、8日後に再検査となり、検査結果が陰性となるまで当局の指示に従う必要があります。
参考:パキスタン航空当局SOPs(2021年5月5日現在)
https://www.caapakistan.com.pk/upload/Intl%20SOP%20inbound%20travellers%20w.e.f%20May%2005.pdf
4 なお、パキスタン航空当局によれば、引き続き全ての渡航者に対して、スマートフォンアプリ「Pass Track」を通じ、到着48時間前までの情報登録を行うことが義務付けられており、各航空会社は渡航者がチェックインする時に、アプリ上で登録が完了していることを確認するか、またはアプリでの登録後に出力し印刷した写しを確認することが義務づけられています。
スマートフォンを持っていない方向けに「Pass Track」のウェブ版(https://passtrack.nitb.gov.pk)も開設されています。ウェブ版利用の際は情報登録後に、印刷の上、チェックインの際に紙の写しを提示する必要がありますのでご注意ください。
12歳未満の子供や障がいをお持ちの方は搭乗前の「Pass Track」への登録が免除されます。
5 なお、外務省広域情報など当地で安全に滞在するための参考となる情報が以下のウェブサイトに掲載されておりますので、そちらもあわせてご確認下さい。
○当館ホームページ:
http://www.pk.emb-japan.go.jp/indexjp.htm