2021.07.31
ナミビア 到着前72時間以内に取得したPCR陰性証明書が必要に(2021年8月1日~)
7月30日、ガインゴブ大統領は、過去14日間、ナミビア全土において感染封じ込め措置を採ったことにより、陽性率が40%から28%に減少する等、一定の成果が見られたとして、8月1日から14日まで、制限措置を緩和する旨発表しました。このうち重要な点は以下のとおりです(今回発表された原文は以下のリンクをご覧ください。)。
ただし、ナミビア入国時に提示が求められるPCR陰性証明書の取得期限(入国前72時間以内。以下3(1))については引締めが行われています。
(大統領ステートメント)https://www.na.emb-japan.go.jp/files/100218200.pdf
(保健大臣ステートメント)https://www.na.emb-japan.go.jp/files/100218201.pdf
【ナミビア政府発表要旨】
1 致死的な新型コロナの第三波は続いているものの、過去14日間は陽性率の大幅な低下、(40%→28%)、新規感染者数・入院患者数の減少、公立・私立双方の医療施設における隔離病床・ICU病床の逼迫状況の緩和等、ナミビア全土において感染封じ込めに一定の成果が見られた。
2 ナミビアにおける累積感染者数は117,896人である。回復率80%、死亡率2.5%という数値には励まされるが、過去28日間で1,414人が死亡したことは問題であり、死者数を減らすために出来ることを全て行う必要がある。ワクチン接種については、集団免疫を獲得すべく、来年3月末までに国民150万人(60%)に接種を行うことが目標である。
3 8月1日から14日までの措置(現行措置から以下のとおり変更)
(1)ナミビア入国時のPCR陰性証明書
ナミビア到着前7日以内に取得したPCR陰性証明書を携行すること。
→ナミビア到着前72時間(3日間)以内に取得したPCR陰性証明書を携行すること。
(2)人の移動
国内全14州において、州をまたぐ州域内外の間の移動を原則禁止する(住民であってこれらの域内に帰る者、必要不可欠なサービス業務の従事者であって許可証を有する者、緊急医療事態の場合等は除く。)。
→州をまたぐ移動制限を解除する(移動許可証も不要。)。
(3)集会の人数制限
10人までに制限。
→50人にまでに制限(ただし、2時間以内に限定する。)。
(4)夜間外出制限
21時~翌朝4時の間。
→22時~翌朝4時の間。
(5)アルコール販売制限
月曜から木曜日の09時~18時。
→月曜日から金曜日の09時~18時(引き続き、テイク・アウェイのみ。)。
(6)レストラン等営業
テイク・アウェイのみを許可。
→保健・安全措置を取った上で営業を許可する。
(7)学校教育
一部学年を除いて対面授業は原則禁止。
→8月4日から(感染予防措置を取った上で)対面授業を再開する。
(連絡先)
在ナミビア日本国大使館 領事班
住所:78 Sam Nujoma Drive, Klein Windhoek, Windhoek, Republic of Namibia
開館時間:8:30-12:45 13:45-17:00
電話:+264 61 426 700
FAX: +264 61 426 749
E-mail:consul@wh.mofa.go.jp
ホームページ: http://www.na.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html