2021.07.01
チュニジア 全ての入国者に対するQRコード付きRT-PCR陰性証明書提示の再義務化(2021年7月1日~)
29日、チュニジア首相府は、国内全域での夜間外出禁止時間の拡大及び全ての入国者に対するQRコード付きRT-PCR陰性証明書提示の再義務化を含む、国内での新型コロナ対策措置の強化及びチュニジア入国時の検疫措置の強化を以下のとおり発表しました。本措置は、7月10日午後12時まで適用されます(感染状況により、延長される可能性があります)。
1 国内での対策措置(6月30日から7月10日午後12時まで、チュニジア全土で適用)
・夜間外出禁止時間を午後8時~翌午前5時に変更
・屋内・屋外を問わず、大人数が参加する集会・イベントの延期または中止
・ワクチン接種キャンペーンの推進
・衛生プロトコールを遵守していない施設・店舗に対する取り締まりの強化
・公的部門におけるテレワークの推進、7月1日から7月21日までの間での特別な休暇取得を許可、出勤する職員数を職場全体の3分の1までに制限(保健省、内務省、国防省は除く)。民間部門においても同様の措置を推奨する。
・既に発表された、6月26日午前0時から7月10日午後12時までの間の、地域の感染拡大度合いに応じた新型コロナ対策措置の適用厳格化
・地域間の移動制限の実効性強化のために自治体間で調整を行う(注:首相府発表では、大チュニス圏が例外として記載されています。)
・県及びDelegation(県の下の行政単位)に措置が適用された場合、少なくとも2週間は同措置が継続される。
2 チュニジア入国時の検疫措置
【変更点】
7月1日午前0時以降、全ての入国者に対してQRコード付きRT-PCR陰性証明書の提示を義務付ける。
注1:5月28日に発表された、ワクチン接種を完了した者または出発日の6週間以上前に新型コロナウイルスに感染した者に対する陰性証明書の提出免除措置は、7月1日午前0時以降、無効となります。
注2:QRコード付きRT-PCR陰性証明書について、当局は、QRコード付きのもの、次に、公的機関発行のものが好ましいが、民間の医療機関が政府から何らかの許可を受けて設立運営されている場合、同民間医療機関が発行した証明書も有効と説明しています。
【継続される措置】
・新型コロナウイルス・ワクチンの接種を完了(2回接種が必要な者は2回接種)した者で、QRコード付き接種済み証明書を携帯している場合(QRコード付き接種済み証明書がない場合は、いずれかの国の保健当局(国公立病院を含む公的機関)が発行した接種済み証明書や、民間医療機関が発行した証明書も使用可)、または出発日の6週間以上前に新型コロナウイルスに感染した者で、いずれかの国の保健当局(国公立病院を含む公的機関)・民間医療機関が発行した医療証明書を携帯している場合、入国後の隔離(自宅での自主隔離を含む)が免除される。
・入国時、ランダムに迅速抗原検査が行われ、陽性の場合、強制隔離施設にて隔離措置。
・健康フォーム及び誓約書の提示、提出。事前に次のリンクからフォームをそれぞれ入力し、プリントアウト。
https://app.e7mi.tn
・行動確認アプリ「E7mi」のダウンロード。
https://e7mi.tn/index_fr.html?fbclid=IwAR1GzwwSAjCVdndRqzu34oDHKtHVTAMWyYhvuihH4I-7b8khnEH3ZJo7mcI
23日には初のデルタ株の症例が確認されるなど、チュニジア国内の新規感染者数は再び増加傾向にあります。マスクの着用や上記措置を遵守し、引き続き感染予防にご留意ください。
感染した場合の対応等について、当館ホームページに掲載していますので、参考にしていただくと共に、万が一感染が判明した際は当館にご一報いただくようお願い致します。
感染症対策は、今後も状況に応じて急遽変更されることが予想されますので、メディア等で最新情報をご確認ください。
当国の入国措置は急遽変更される場合があります。当局の発表や航空会社の案内、報道等で最新情報をご確認ください。あわせて、利用される航空会社や経由国のトランジットに関する情報についても、航空会社や各国在外公館HP等で必ず確認してください。
参考:当館HP 新型コロナウイルス関連情報
https://www.tn.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
令和3年6月30日
在チュニジア日本国大使館
9, Rue Apollo XI, Cite Mahrajene, 1082 Tunis, TUNISIE
電話:+216-71-791-251/ 792-363/ 793-417