海外

2021.07.01

クロアチア)日本を含む制限解除国からの入国も証明書の提示が必要に(2021年7月1日~7月15日)

●6月30日午前10時時点、クロアチアにおける新型コロナウイルスの累計感染者数は359,872名(+136)、累計治癒者数は351,170名(+57)、累計死者数は8,206名(+1)です。これまでに、2,148,554件(+4,954)の検査が行われています。※カッコ内の数字は前日比です。

●クロアチアでは、6月30日午前10時時点で、496名の感染者がいる状況です。

●6月30日、クロアチア市民保護本部は、新たな出入国制限措置を発表しました。この措置は、これまで実施されてきた現行の措置に修正が加わったものとなっており、7月1日から7月15日まで有効です。主な変更点として、全てのEU市民は、EUデジタルCOVID証明書等を提示すれば、制限なくクロアチアに入国できる一方で、これまで、クロアチア入国の際に陰性証明書やワクチン接種証明書の提示が不要とされてきたECDCのグリーンリスト掲載国や、EU域内国境管理に関する欧州委員会勧告の入域制限解除対象国(日本を含む)からの入国者も、EUデジタルCOVID証明書や陰性証明書等の提示が入国の条件となります。

●6月25日付のメールでご案内のとおり、7月1日から7月15日まで、行事・集会等の制限に関する新たな措置が実施されます。また、飲食施設の営業に関する措置及び公共交通機関の運行に関する感染症対策措置も、7月15日まで延長されます。

●クロアチアに滞在する邦人の皆様におかれましては、身体的距離の確保や手洗い等を励行し、引き続き感染防止に努めてください。

○6月30日、クロアチア市民保護本部は、出入国制限に関する新たな措置を発表しました。この措置は、これまで実施されてきた現行の措置に修正が加わったもので、7月1日から7月15日まで実施されます。主な変更点は、次のとおりです

・全てのEU市民は、EUデジタルCOVID証明書を提示すれば、制限なくクロアチアに入国できる。また、これまで入国の要件としていた新型コロナウイルス検査の陰性証明書、ワクチン接種証明書及び治癒証明書も、引き続き有効とする。一方で、ECDCのグリーンリストに掲載されている国・地域から入国する場合も、EUデジタルCOVID証明書、または、陰性証明書、ワクチン接種証明書、治癒証明書の提示が入国の条件となる。
・EU域内国境管理に関する欧州委員会勧告の入域制限解除対象国(日本を含む)からの入国者は、新型コロナウイルス検査の陰性証明書、ワクチン接種証明書、治癒証明書、または、入国後の自主隔離が入国の条件となる。

◯クロアチアでは7月1日から7月15日まで、新たな感染症対策措置が実施されます。この措置は、これまでの措置を一部修正したもので、主な内容は、以下のとおりです。

・屋内で2メートル、屋外で1.5メートル以上の身体的距離を確保できない場所においては、マスクを着用しなければならない。
・100人以上が参加する公の行事・集会を禁止する。また、公の行事・集会の開催時間は、翌日午前0時までとする。ただし、参加者全員がEUデジタルCOVID証明書を所持し、管轄地域の市民保護本部が承認した集会・行事を除く。
・葬儀、告別式及び埋葬において、身体接触を伴う方法で弔意を示してはならない。
・飲食施設等における私的な祝い事や集まり(結婚披露宴を含む)は、参加人数を30人までとし、全ての感染症対策措置を遵守することを条件に、開催することができる。なお、30人を超える結婚披露宴は、管轄地域の市民保護本部への事前申告や参加者全員がEUデジタルCOVI証明書を所持することなど、一定の条件を満たせば、開催することができる。
・屋内のフェア、その他商業・観光目的の行事や公演の開催を中止する。屋外での開催においては、マスクの着用が義務づけられる。
・レストランやカフェ等飲食施設は、感染症対策措置を遵守することを条件に、テラス、又は、その他開放空間において、飲食物を提供することができる。営業時間は、午前6時から翌日午前0時までとする。これら飲食施設のうち、料理やデザートを提供する施設は、屋内で飲食物を提供することができる。また、飲食施設は、入店を伴わない施設出入口での商品の受渡し、施設の車両による宅配、企業や個人との契約による宅配やドライブスルーによって、料理、飲み物及びデザートを提供することができる。また、「バー」に分類されるナイトクラブ、バー、ディスコ等の飲食施設は、出入口において全ての入場者(スタッフ及び客)がEUデジタルCOVID証明書を所持していることを確認することを条件に、開放空間においてのみサービスを提供することができる。
・パン屋は、午前0時まで営業することができる。
・アルコール飲料の販売は、午前0時から午前6時まで、禁止する。
・カジノ、スロットマシンクラブ及びブックメーカー(スポーツくじ売り場)の営業は、午前8時から翌日午前0時までとし、飲食物の提供は禁止する。
・スポーツ競技会は、管轄地域の市民保護本部が感染症対策措置を作成したうえで、同本部が開催を承認すれば、100人までの観客を入れて実施することができる。また、100人を超える観客を伴う競技会は、関係者や観客全員がEUデジタルCOVID証明書を所持していることを条件に、開催することができる。
・ジム、フィットネスクラブは、厳格な感染症対策措置を実施しなければならない。
・屋内におけるアマチュアによる文化及び芸術行事の開催やリハーサルを中止する。
・ワークショップを開催し、または、児童向けプレイルームや屋内での娯楽サービスを提供する際には、感染症対策措置を厳守しなければならない。
・外国語学校は、感染症対策措置の厳守を条件に、開校することができる。
・自動車学校における座学の講義は、オンラインで行わなければならない。
・ミサは、可能な限りラジオ・テレビ放送やその他、参加者が宗教施設を訪れなくても参加できる方法で実施するよう推奨する。
・プロによる芸術活動、映画の上映、博物館、画廊及びその他展示施設における展示、宗教行事、並びに、運営委員会の会合は、参加者全員が、EUデジタルCOVID証明書を所持している場合、参加人数の制限、最大収容人数の表示や、会場の定期的な換気等の感染症対策といった制約を受けることなく、開催することができる。
・事業主は、発熱、呼吸器疾患、特に空咳や息切れの症状のある従業員を出勤させてはならない。また、可能な限り、従業員間の接触を減らし、シフト制勤務を導入し、物理的なミーティングを最小限にとどめるとともに、従業員がいる空間を定期的に換気しなければならない。

【参考情報】

●日本に帰国/入国される皆様へ(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00209.html

●クロアチア政府の新型コロナウイルス関連ウェブサイト
https://www.koronavirus.hr/

●クロアチア市民保護本部ウェブサイト
https://civilna-zastita.gov.hr/

●クロアチアへの入国に関する情報及び質問フォーム(クロアチア内務省/英語)
https://mup.gov.hr/uzg-covid/english/286212

●欧州疾病予防管理センター(ECDC)ウェブサイト(※ EU加盟国等の感染者状況)
https://www.ecdc.europa.eu/en/cases-2019-ncov-eueea

●新型コロナウイルス感染症に関する情報リンク(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html

●新型コロナウイルス感染症に備えて ~一人ひとりができる対策を知っておこう~(首相官邸)
https://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/coronavirus.html


【問い合わせ先】
在クロアチア日本国大使館 領事班 
住所:Boskoviceva 2, 10000 Zagreb, Croatia 
電話:+385-(0)1-4870-650 
ファックス:+385-(0)1-4667-334 
メール:consul@zr.mofa.go.jp 
ホームページ:https://www.hr.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

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