2021.06.01
オランダ渡航のために必要な出国前検査の条件の変更(2021年6月1日~)
オランダへ渡航する場合に必要な出発前の検査につきまして、オランダ政府より、6月1日以降は検査時間等の条件を一部変更する旨の発表がありましたので、概要をお知らせします。なお、上記発表の中で、これまで中南米諸国等からの渡航について実施していたフライト禁止措置については、6月1日をもって終了する旨の発表がありましたので、併せてお知らせします。
オランダ政府の発表内容は、以下のホームページをご確認ください。
(1)https://www.rijksoverheid.nl/actueel/nieuws/2021/05/31/quarantaineplicht-en-twee-negatieve-testuitslagen-in-plaats-van-vliegverbod (オランダ語によるプレスリリース)
以下のページでは、渡航先等に応じ、オランダへ到着後に必要となる措置を チェックすることができますので、ご活用ください。 https://reizentijdenscorona.rijksoverheid.nl/en (英語)
1 ハイリスク地域からオランダに渡航する場合に必要な検査(下記2、3に該当する場合を除く。)(注:6月1日現在、日本はハイリスク地域に指定されています。)
6月1日以降、ハイリスク地域(安全国以外の地域)からオランダに渡航する場合は、以下の陰性証明を取得している必要がある。
(注:安全国のリストは、以下に掲載されています。
●オランダ到着の72時間前以降に受けたPCR検査(核酸増幅検査)の陰性証明
(注:これまで搭乗の24時間前以降に受けた迅速検査が併せて必要でしたが、今後は不要になります。)
2 変異株が懸念される地域からオランダに渡航する場合に必要な検査(下記3に該当する場合を除く。)
6月1日以降、オランダ政府が指定する変異株が懸念される地域からオランダに渡航する場合は、以下の2つのオプションのいずれかの陰性証明を取得している必要がある。
オプション1(1種類の陰性証明が必要)
●搭乗の24時間前以降に受けたPCR検査(核酸増幅検査)の陰性証明
オプション2(2種類の陰性証明が必要)
●オランダ到着の72時間前以降に受けたPCR検査(核酸増幅検査)の陰性証明
●搭乗の24時間前以降に受けた迅速検査(抗原検査等)の陰性証明
(変異株が懸念される地域のリストは、冒頭リンク(1)に掲載されております。6月1日現在、インド、南アフリカ、ドミニカ共和国、ブラジル、アルゼンチン、ボリビア、チリ、コロンビア、エクアドル、フランス領ギアナ、ガイアナ、パナマ、パラグアイ、ペルー、スリナム、ウルグアイ、ベネズエラが当該地域に指定されています。)
(注:変異株が懸念される地域が渡航する場合には、これまでハイリスク地域から渡航する場合に必要とされていた陰性証明と同じ陰性証明が引き続き必要となります。)
3 オランダで乗り継ぎを行う場合に必要な検査
6月1日以降、オランダで乗り継ぎを行う場合には、陰性証明は不要となる。乗り継ぎとは、オランダでの空港での滞在が(長くとも)1日以内でオランダにおいて空港の外に出ない場合を指す。
(注:これまでハイリスク国から来る場合には、乗り換えの場合でもPCR検査が必要でしたが、今後は、出発地域が上記1、2に該当する場合であっても、乗り換えの場合には陰性証明は不要となります。)
4 その他の変更点等
6月1日以降は、自家用車やバイクでオランダに入国する場合にも、ハイリスク地域から入国する場合には、入国前に陰性証明を取得する必要がある。また、新型コロナウイルスのワクチンの接種を完了した場合も、(1、2に該当する場合は)陰性証明は必要となる。
検査証明に必要な情報については変更ありませんので、これまでにお知らせした以下のメールをご参照ください。
https://www.nl.emb-japan.go.jp/files/100140484.pdf (1月21日(木)付け。迅速検査について)
https://www.nl.emb-japan.go.jp/files/100130776.pdf (12月24日(木)付け。PCR 検査について)
在オランダ日本国大使館
電話番号: +31-(0)70-3469544
Eメールアドレス: consul@hg.mofa.go.jp
ホームページ: https://www.nl.emb-japan.go.jp/indexj.html