2021.02.02
ブルガリア 長期滞在資格保持者等が陰性証明無しで入国する場合の特例措置
【ポイント】
●ブルガリアの長期滞在資格保持者及びその家族が、入国前72時間以内に行われたPCR検査の陰性証明を提出しない場合、入国後10日間の自己隔離が必要となっていますが、入国後24時間以内に行われたPCR検査の陰性証明を地域保健局に提出することにより、自己隔離が免除されることになりました。
●ブルガリアの長期滞在資格を有さない方が、陰性証明が無ければ入国出来ない点については、変更ありません。
●2月2日新規感染者数832名、新規死者数97名。
●累計死者数9,142名。人口当たりの累計死者数でブルガリアは世界第11位。
●直近7日間の死者数262名。人口当たりの直近7日間の平均死者数でブルガリアは世界第30位。
【本文】
○2月1日、保健省は入国規制に関する新たな保健大臣令を発出し、ブルガリア国民及びブルガリアの長期滞在資格を有する者並びにその家族が、入国前72時間以内に行われたPCR検査による陰性証明を提出しない場合、入国後24時間以内に行われたPCR検査の陰性証明を地域保健局に提出することで、10日間の自己隔離義務が免除されるとの特例措置を加えました。
他方、到着空港や経由地等における無用なトラブルを避けるためにも、本来の規定に従い、入国前72時間以内に実施したPCR検査陰性証明を携行されることをお勧めします。
本件に関するプレスリリース及び保健大臣令原文はこちらからご確認いただけます(ブルガリア語)→ https://www.mh.government.bg/bg/novini/aktualno/10-dnevnata-karantina-na-vlizashite-v-stranata-blg/
○2月2日(火)時点のブルガリア国内の感染状況(ブルガリア保健省発表)。
検査数 11,576件
陽性率 7,19%
感染者累計 219,580名(前日比+832名)
死者累計 9,142名(前日比+97名)
治癒累計 188,972名(前日比+1,920名)
アクティブケース 21,466件
入院中 2,850名(前日比-36名)
集中治療中 265名(前日比+1名)
感染医療従事者累計 9,527名(前日比+19名)
ワクチン接種累計 42,634名(前日比+1,509名)
地域別の前日からの新規感染者数
ブラゴエフグラド :39
ブルガス :85
ヴァルナ :33
ヴェリコ・タルノヴォ:23
ヴィディン :4
ヴラツァ :22
ガブロヴォ :12
ドブリッチ :4
カルジャリ :17
キュステンディル :20
ロベチ :8
モンタナ :7
パザルジク :39
ペルニック :10
プレーヴェン :33
プロブディフ :64
ラズグラッド :4
ルセ :35
シリストラ :18
スリヴェン :19
スモリャン :6
ソフィア県 :12
ソフィア市 :203
スタラ・ザゴラ :30
タルゴヴィシテ :3
ハスコヴォ :42
シューメン :37
ヤンボル :3
前日からの死者97名の内訳
40代:男性1名
50代:男性4名、女性3名
60代:男性23名、女性7名
70代:男性17名、女性16名
80代:男性11名、女性10名
90代:男性2名、女性3名
統計サイト「Our World in Data」によると、2月1日時点で、ブルガリアは、人口100万人当たりの過去7日間の平均死者数で世界30位、人口100万人当たりの累計死者数で世界11位です。出典はこちら→ https://ourworldindata.org/grapher/covid-deaths-daily-vs-total-per-million?tab=table&stackMode=absolute&time=2021-02-01&country=®ion=World
在ブルガリア日本国大使館領事警備班
電話:(国番号359)2-971-2708(代)(24h)
e-mail: consul.jpn-emb@sf.mofa.go.jp
HP: http://www.bg.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html