2020.12.15
クロアチア 出入国制限措置の延長(~2021年1月15日)
●12月14日午前10時時点、クロアチアにおける新型コロナウイルスの累計感染者数は177,358名(12月11日午前10時から12月14日午前10時にかけての増加数は8,970名)、累計治癒者数は151,884名(同10,986名)、累計死者数は2,705名(同221名)です。これまでに、888,080件(同26,679件)の検査が行われています。
●クロアチアでは、感染が拡大しています。なお、クロアチアでは、12月14日午前10時時点で、22,769名の患者がいる状況です。
●現在、クロアチア政府が実施している出入国制限措置は、2021年1月15日まで延長されます。
●11月28日より、行事・集会の制限、飲食施設の営業制限等に関する新たな措置が実施されています。なお、措置を遵守しない場合、罰則が科される場合もあります。
●クロアチアに滞在する邦人の皆様におかれましては、身体的距離の確保や手洗い等を励行し、引き続き感染防止に努めてください。
○12月14日付クロアチア市民保護本部決定により、12月1日から実施されている出入国制限措置は、2021年1月15日まで延長されます。この措置の中で、邦人の皆様に関係する部分は、以下のとおりです。
(1)特定の国・地域から入国する方:
EU域内国境管理に関する欧州委員会勧告2020/912にて入域制限解除の対象国として指定された国・地域(オーストラリア、日本、ニュージーランド、ルワンダ、シンガポール、韓国、タイ、ウルグアイ、中国、香港及びマカオ)から直接入国する方は、クロアチアに入国できます。また、出国前のPCR検査の陰性証明の提出や、入国後の自主隔離措置はありません。
ただし、この入域制限解除の対象国は、定期的に見直されています。最新の対象国につきましては、EUのウェブサイト https://reopen.europa.eu/en 等でご確認ください。
(2)EU/シェンゲン域内において合法的な滞在資格を持ち、お住まいの地域から入国される方:
・実施から48時間以内のPCR検査陰性証明の提出
または、
・クロアチア入国後、ただちにPCR検査を受け、陰性結果が出るまで自主隔離
を条件に、入国が認められます。
なお、欧州疾病予防管理センター(ECDC)による感染状況等に応じた色分けで「緑」に分類される国・地域から入国する場合は、上記の制限なく入国できます。対象国・地域は、上記のEUウェブサイトから確認できます。
(3)EU/シェンゲン域内において合法的な滞在資格を持たず、上記(1)の「特定の国・地域」以外の国から入国される方:
・乗換えの旅客
・就学目的の者
・船員
・緊急の個人/家族上の理由がある者
・商用目的の者
・その他経済的な利害関係に伴う理由がある者
等は、入国制限措置の例外として入国が認められます。なお、上記のうち「乗換えの旅客」以外の方は、クロアチア入国時に、前述の陰性証明または入国後の自主隔離措置が求められます。
【参考情報】
●クロアチア政府の新型コロナウイルス関連ウェブサイト
https://www.koronavirus.hr/
●クロアチア市民保護本部ウェブサイト
https://civilna-zastita.gov.hr/
●欧州疾病予防管理センター(ECDC)ウェブサイト(※ EU加盟国等の過去14日間の人口10万人当たりの新規感染者数等)
https://www.ecdc.europa.eu/en/cases-2019-ncov-eueea
【問い合わせ先】
在クロアチア日本国大使館 領事班
住所:Boskoviceva 2, 10000 Zagreb, Croatia
電話:+385-(0)1-4870-650
ファックス:+385-(0)1-4667-334
メール:consul@zr.mofa.go.jp
ホームページ:https://www.hr.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html