2020.10.15
タンザニア 新型コロナウイルス防疫対策について引き続きご注意
●新型コロナウイルス防疫対策について引き続きご注意をお願いいたします。
これまでお知らせしてきましたが,当地では,政府が公表した感染者累計は,初の感染者が確認されて以降増加し,5月初旬に509名(死者21名)となりましたが,その後は全く更新されていない状況が続いています。このため新型コロナウイルスの感染状況については実態の把握が困難ですが,当地の経験則によると,コレラ,デング熱,マラリア等の病気が流行すると,隣国ケニアの感染者数,患者数と大凡同等数かそれよりも多い傾向にあると言われています。現在も深刻化する近隣諸国の感染拡大(10月15日現在:ケニア4万2,541名,エチオピア8万6,430名,南ア69万6,414名)からも,当地でも油断できない状況が続いています。
こうした状況のまま,政府による新型コロナウイルスに対する勝利宣言が行われたことから,経済社会活動が再開され,表面的には通常の日常生活に戻ったようにみえます。
しかしながら,最近,当地外交団等の情報によると,ダルエスサラームで再び新型コロナウイルス感染症の増加が確認されており,更に大統領選挙に絡む大規模集会が頻繁に開催され,月末に投票が実施されること,欧州等において第2波が生じ,タンザニアへの感染者の流入が見込まれることから当地においても第2波の到来を懸念する声も聞かれるようになっております。このため,在留邦人の皆様におかれましては,下記の感染予防事項を参考いただき,引き続き防疫対策の徹底,継続をお願いいたします。
タンザニア政府では,発熱等の症状がある場合には,医療施設への相談を促している他,電話による相談窓口(電話ホットライン)を設けています。同電話番号は次のとおりです。
<電話による相談窓口(電話ホットライン)>
080-0110037/080-0110124/080-0110125
また,当地の各地主要病院の連絡先は次のとおりです。
●ダルエスサラーム
・アガ・カーン病院:022-2115151
緊急時022-2344666又は0782-004001
・ムヒンビリ病院:022-2151351,022-2151357又は022-2151367
・ISTクリニック:022-2601307
・リージェンシー病院:022-2150500
・サリ・インターナショナル病院:022-2601296
●キリマンジャロ
・KCMC病院:027-2754377又は027-2754378
●アルーシャ
・アルーシャ・ルテラン病院: 027-2548030
・AICC病院:027- 2544113
●ザンジバル
・Tasakhtaa Global Hospital:024-2232341
また,感染予防については下記の事項を改めて励行してください。
●外出時はマスクを着用する
●体調不良者との濃厚接触を避ける
●手で目・鼻・口を触らない
●体調が悪いときは外出せず自宅に留まる
●密閉された場所での複数名による会食,集会は控える
●人混みの多い場所はなるべく控える
●咳やくしゃみの際はティッシュで口鼻を覆い、ティッシュはすぐにごみ箱に捨てる
●頻繁に触る物は、通常のクリーニング剤(スプレーやシート)を使ってこまめに拭き消毒する
●手洗いをこまめに行う
→石鹸を使い20秒以上
→特に洗面所を利用した時、食事前、咳やくしゃみをした時などはすぐに手洗い
→水を利用できない時は最低でも60%のアルコールを含む除菌液(ハンド・サニタイザー)を使用する
参考:外務省海外安全HP
https://www.anzen.mofa.go.jp/
参考:タンザニア保健・村落開発・ジェンダー・高齢者・児童省HP
https://www.moh.go.tz/en/
参考:厚生労働省ホームページ(新型コロナウイルス感染症について)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
(問い合わせ先)
在タンザニア日本国大使館
EMBASSY of JAPAN in TANZANIA
住所:Plot No. 1018, Ali Hassan Mwinyi Road, P.O. Box 2577, Dar es Salaam, United Republic of TANZANIA
電話:+255-22-2115827/9
FAX:+255-22-2115830
領事窓口時間:07:30 - 12:30 / 13:30 - 16:30
査証窓口時間:08:30 - 12:30
ホームページ: http://www.tz.emb-japan.go.jp/index_j.htm