2020.10.14
ラトビア 店舗や駅におけるマスク着用の義務化
●ラトビア保健省は10月14日より,公共交通機関に加え,店舗や駅,文化施設や宗教施設等においてマスクを着用することを義務化することを発表しました。
●また,他にも17日より飲食店,教育施設,スポーツの場における国内措置が強化されます。
●ラトビアの国内感染者は,引き続き高い数値となっており,13日現在の人口10万人あたりの14日間の累積感染者数は、55.6人と過去最高となっています。新たに決定されたラトビア政府の規制等を遵守し、一層の感染防止に努めるようにしてください。
ラトビア保健省は10月14日より,公共交通機関に加え,店舗や駅,文化施設や宗教施設等において座席が個別に指定されていない場合,マスクを着用することを義務化することを発表しました。対象となる場所は,店舗(スーパーマーケット,郵便局,ガソリンスタンド等),鉄道駅,バス停,空港,文化施設,宗教施設,美術館,博物館,展示場,図書館が挙げられます。これらの施設では、事業者にもマスクの着用が義務付けられます。
これらの措置は,13歳未満の子供や,医療上の事情(心身上の事情等)によりマスク着用が困難な場合は対象外となります。
この他にも,17日から11月6日まで以下の国内措置が行われます。
●レストラン等で行う私的な行事は30名まで,屋外行事は300名を越えないこと。(座席を個別に指定し,2mの間隔を開けること。同居家族は除く。)
●飲食店において,飲食の提供は6時から24時まで。
●飲食店において同居家族以外の場合については同じテーブルに着席可能なのは4名まで
●アマチュアスポーツについてはグループでの運動は屋外での運動のみ可(共用の更衣室は使用不可),屋内については個人の運動のみ可。
●スポーツイベント(競技会)の開催の禁止(国際大会や最高位のリーグ戦は除く)
●趣味に関する教育,職業訓練は1対1のみ可(グループでの活動は不可)(音楽・芸術学校を含む)
●10月26日から30日までグレード7から12の生徒はリモート授業とする
13日現在のラトビア国内の感染者数は,累計感染者数2840名,死者41名と引き続き高い感染者数となっており、欧州疾病予防管理センターによると人口10万人あたりの14日間の累積感染者数も55.6名と過去最高の水準となり、隣国エストニアを上回る数となりました。引き続き,公共の場では、室内外とも他の人と適切な距離(2メートル以上)を保ち,念入りな手洗いや咳エチケットに加えマスクの着用など,新たに決定されたラトビア政府の規制等を遵守し,一層の新型コロナウイルス感染症予防対策に努めるようにしてください。
【参考】
Covid-19(ラトビア政府による情報提供サイト)
https://covid19.gov.lv/en
COVIDpass(ラトビア入国時の質問票入力サイト)
https://covidpass.lv/
疫学的安全法(ラトビア語)
https://www.mk.gov.lv/lv/aktualitates/epidemiologiskas-drosibas-pasakumi-covid-19-infekcijas-izplatibas-ierobezosanai
ラトビア疾病管理予防センター(過去14日間における人口10万人あたりの感染者数)(毎週金曜更新)
https://www.spkc.gov.lv/lv/valstu-saslimstibas-raditaji-ar-covid-19-0
Re-open EU(EU域内各国の国境措置(入国の可否や自己隔離の要否等))
https://reopen.europa.eu/en
(在外公館連絡先)
○在ラトビア日本国大使館 領事班
(代表)+371-6781-2001
2020年10月13日
在ラトビア日本国大使館より