2020.10.01
クロアチア 出入国制限措置の延長(~2020年10月15日)
●9月30日午前10時時点、クロアチアにおける新型コロナウイルスの累計感染者数は16,593名(+213)、累計治癒者数は15,057名(+110)、累計死者数は280名(+5)です。これまでに、307,084件(+6,592)の検査が行われています。※カッコ内の数字は前日比です。
●クロアチアをはじめ、ヨーロッパの多くの国において、感染が拡大しています。なお、クロアチアでは、9月30日午前10時時点で、1,256名の患者がいる状況です。
●現在、クロアチア政府が実施している出入国制限措置は、10月15日まで延長されます。
●ドブロブニク・ネレトバ県における感染防止措置(冠婚葬祭への参加人数の制限等)は、11月1日まで延長されます。
●現在、クロアチアでは、公共交通機関利用時、お見舞いとして医療機関を訪れる場合、商店等に入店する場合のほか、郵便局、銀行、理容室・美容院といった接客を伴う企業・店舗や、警察等行政機関に入る場合にも、マスクの着用が義務づけられています。
●クロアチアに滞在する邦人の皆様におかれましては、身体的距離の確保や手洗い等を励行し、引き続き感染防止に努めてください。
○6月30日付クロアチア市民保護本部決定により、7月1日より、EU・シェンゲン域内の市民及びその家族や、同地域において合法的な滞在資格を持つ外国人は、クロアチアへの出入国制限の対象外となるほか、日本を含むその他第三国からであっても、観光、商用、就学や、その他緊急の私事事情がある方は、クロアチアへの入国が例外として認められました。
一方で、7月10日付クロアチア公衆衛生局勧告により、第三国から観光、商用、就学や、その他緊急の私事事情により入国する方は、クロアチア入国後14日間の自主隔離義務を負うこととなりました。ただし、この義務は、観光、商用、就学等の目的の場合、48時間以内に実施されたPCR検査における陰性結果を提出すれば、免除されます。
この措置は、9月30日までとされていたところ、9月29日付クロアチア市民保護本部決定により、10月15日まで延長されます。
○9月29日付クロアチア市民保護本部決定により、現在、ドブロブニク・ネレトバ県における感染防止措置は、11月1日まで延長されます。措置の内容は、以下のとおりです。
(1)結婚式に参加できるゲストの数は、50人までとする。
(2)その他私的なセレモニーは、親族だけで行い、参加者は20人までとする。
(3)葬儀や告別式に参加できる人数は、50人までとし、身体接触を伴う方法で弔意を示してはならない。
(4)あらゆる社会的催し(集会、公演、ミサ、儀式、展示会やその他公共行事等)において、定められた疫学的措置の遵守が義務づけられるとともに、屋内の催しでは、マスクの着用及び2メートル以上の身体的距離の確保が義務付けられる。身体的距離の確保の義務は、家族や日常的に濃厚接触のある者同士であれば免除されるが、その場合も、一つのグループの人数は5人までとする。
(5)行事の主催者及び飲食店のオーナーは、定められた疫学的措置が遵守されていることを厳に監督する義務を負う。
【参考情報】
●クロアチア政府の新型コロナウイルス関連ウェブサイト
https://www.koronavirus.hr/
●クロアチア市民保護本部ウェブサイト
https://civilna-zastita.gov.hr/
●欧州疾病予防管理センター(ECDC)ウェブサイト(※ EU加盟国等の過去14日間の人口10万人当たりの新規感染者数等)
https://www.ecdc.europa.eu/en/cases-2019-ncov-eueea
【問い合わせ先】
在クロアチア日本国大使館 領事班
住所:Boskoviceva 2, 10000 Zagreb, Croatia
電話:+385-(0)1-4870-650
ファックス:+385-(0)1-4667-334
メール:consul@zr.mofa.go.jp
ホームページ:https://www.hr.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html