2020.10.05
イラン テヘラン州で外出者のマスク着用を義務化
● 10月9日(金)まで、テヘラン州では、教育機関やモスク、劇場、博物館、庭園博物館、ホール、美容院等が休業となります。
● 10月3日(土)から、テヘラン州では、外出する者のマスクの着用が義務となります。
1 10月3日(土)の報道等によれば、テヘラン州では、一部店舗が休業となるとされており、具体的には、以下のとおりです。
(1)テヘラン州における新たな制限:一週間の一部店舗、機関の休業(テヘラン州治安・秩序維持局発表)
ア 内務省治安・秩序維持局及び国家新型コロナウイルス対策本部社会・秩序委員会の書簡による指示が国や州の各執行機関に通知された。これに基づき制限が対象となる州・郡単位で通知され、10月3日(土)から10月9日(金)まで、制限の執行がすべての分野において義務となる。
イ 大学、夜間学校、神学校、技術・職業訓練学校、語学学校、その他教育機関、図書館は制限の対象(休業の対象)に含まれる。また、モスク、礼拝所、劇場、博物館、庭園博物館、ホール、美容院も1週間の休業の対象となる。
ウ いかなる類の社会的、文化的、宗教的な儀礼や集会の開催も禁止である。カフェ、喫茶店、チャイハネ、動物園、遊園地、行楽施設、屋根付きプール、スポーツクラブもこの期間休業となる。
エ 金曜礼拝も中止となる。衛生上の指示に基づき、すべての機関・団体は通知の内容を正確に実行する必要があり、自信の活動につき報告せねばならない。
(2)ハリルチー厚生省次官(国営放送番組でのインタビュー)
来週からテヘラン州においてはどのような理由であれ外出する者はマスクを着用することが義務となる。
2 感染者数が急速に増大していますので、最新情報を入手するとともに、以下を参考に感染予防に努めて頂き、感染予防には一層心掛けて下さい。
(1)飛沫感染を防ぐため、マスクの着用、ソーシャル・デイスタンシングを心掛け、いわゆる「三つの密」(密閉された空間で、密集しての密接な会話)を避ける。特に不特定多数の人がいる密閉された屋内にいることを避ける。
(2)接触感染を避けるため、アルコール系手指消毒薬または石鹸と流水による手洗いを頻繁に行う。目、鼻、口などに触れる前に必ず手洗いをする。
(3)体調不良の時は外出を控え、咳やくしゃみがあるときは、マスクを着用し鼻と口を覆う。マスクがない場合は、咳やくしゃみのときに手で抑えず、鼻と口をティッシュなどで覆い、その後手洗いを行う。
3 その他関連サイト
(1)厚生労働省ホームページによる周知
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
ア 新型コロナウイルスを防ぐためには
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000596861.pdf
イ 一般的な感染症対策について
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000593493.pdf
(2)国立感染症研究所ホームページ
https://www.niid.go.jp/niid/ja/
(3)外務省海外安全ホームページ
【広域情報】新型コロナウイルスに関する注意喚起
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2020C018.html
【感染症危険情報】イラン
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_046.html#ad-image-0
4 連絡先及び問合せ先
在イラン日本国大使館 領事班
電話:+98-21-22660710(代表)
FAX:+98-21-22660746
e-mail:consular@th.mofa.go.jp
HP:http://www.ir.emb-japan.go.jp/jp/index.html