2020.10.01
コソボ 高リスク国から入国する外国人に陰性証明書を持参することを義務づけ
○9月25日、コソボ政府は、新型コロナウイルスの感染状況を踏まえて、新たな規制措置を決定しました。
コソボにお住まいの皆様及び
たびレジ登録者の皆様へ
9月25日、コソボ政府は、新型コロナウイルスの感染状況を踏まえて、新たな規制措置を決定しました。発表内容の概要は以下のとおりです。
1 コソボ政府の主な決定事項
(1)ECDC(欧州疾病予防管理センター)が二週間毎に発表するデータに基づき高リスク国と認められる国(注)からコソボへ入国する外国人に対して、以下の場合を除き、コソボへの入国の際に、72時間以内に発行された陰性証明書を持参することを義務づける。
ア プリシュティナ国際空港到着後、3時間以内にコソボから出国する者
イ コソボ入国後(陸路)、対象の航空券を持参し、3時間以内にプリシュティナ国際空港より出国する者
ウ バス等交通機関を利用してコソボ入国後、5時間以内にコソボから出国する者
エ コソボに接受された外交団およびその家族
オ コソボに居住する外国人は、陰性証明書を提出できない場合、7日間の自主隔離を義務づけられる。
(当館注:当館より確認したところ、高リスク国を明示するリストは存在しておりませんが、現時点で、日本は高リスク国には含まれていません。)
(2)全てのバー、カフェ、レストラン、ナイトクラブの営業は5時から23時30分までとする。21時以降、店内での音楽を停止する。また、テーブルの間隔を2m以上確保し、各テーブルに手指消毒剤を設置することを義務づける。
(3)全ての公共および民間施設の建物内への入場の際に検温を義務づける。
(4)公共の広場や公園における5人以上の集会を禁止する。
(5)文化活動は、会場面積の40%以下を使用する場合にのみ開催を許可する。
(6)スポーツ活動は、屋内および屋外で許可されるが、屋内トレーニングの場合は30人、大会の場合は50人を上限とする。
(7)公共交通機関は、乗客数を定員の半分にして営業する。
2 コソボにおける最近の新規感染者数等の動向
(1)コソボ保健省(国立公衆衛生研究所)発表のここ一週間の感染者数等
累計感染者数(前日比)死亡者数(前日比) 治癒者数(前日比)
24日:15,379名(+46) 617名(+1) 13,088名(+101)
25日:15,425名(+46) 619名(+2) 13,165名(+ 77)
26日:15,472名(+47) 622名(+3) 13,278名(+113)
27日:15,520名(+48) 625名(+3) 13,420名(+142)
28日:15,574名(+54) 625名(+0) 13,492名(+ 72)
29日:15,620名(+46) 625名(+0) 13,554名(+ 62)
30日:15,663名(+43) 627名(+2) 13,677名(+123)
(2)ここ一週間の地域別新規感染者数
プリシュティナ郡:181名/ジラン郡:49名/プリズレン郡:45名/ミトロヴィツァ郡:34名/ペヤ郡:34名/ジャコヴァ郡:23名/フェリザイ郡:12名
3 新型コロナウイルスは風邪と同様にせきやくしゃみなどの飛沫で感染するとされていますので,マスクの着用,手洗い,人混みを避ける等の基本的な感染症対策に努めてください。
【参考】
■ コソボ保健省(英語版)
https://kosova.health/en/
(問い合わせ先)
○在オーストリア日本国大使館
住所:Hessgasse 6, 1010 Vienna, Austria
電話: (市外局番01)531920
Fax: (市外局番01)5320590
ホームページ:https://www.at.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html