2020.09.30
エクアドル PCR検査陰性結果を携行しない入国者に関して
●入国時のPCR検査陰性結果を携行しない入国者に関して,実際の運用に即した書きぶりに改めました。(入国時の対応に関する規定が変更されたものではありません。)詳細は2(2)2点目をご覧ください。
●キト市の交通規制に関して,9月を含む奇数月の適用が予定されていた規制内容が通年での適用となりました。詳細は2(3)をご覧ください。、
●新型コロナウイルスの感染症対策の諸対策・措置は全国共通及び市(郡)単位で施行されております。諸対策・処置詳細は2をご覧ください。
●29日8時までの政府集計発表:前日比新規感染者数784人,感染者総数135,749人,死亡者数11,312人。
【以下,2(2)(3)に前回配信より変更があります】
1(1)全国共通の諸対策・措置は2をご覧ください。営業規制・交通規制等の諸対策・措置は市(郡)毎に異なりますので,在留・滞在する市(郡)の発表・報道等にてご確認ください。
(2)連絡先とお願い
・当館は緊急時体制を執っています。旅券・各種証明等の領事手続他当館にご用の方は,事前に当館まで以下の電話またはメールにてお問い合わせください。来館を要する方には来館いただく日時をご案内いたします。
・エクアドル滞在中にコロナウイルス感染症陽性となった邦人の方は,当館までご一報ください。
【問い合わせ先】
在エクアドル日本国大使館
電話番号:+(593)2-2278-700/ embapon@qi.mofa.go.jp
当館ホームページ:https://www.ec.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.htm
2コロナウイルス感染症の諸対策・措置
(1)全般
・外出時のマスクの着用義務(バイオセキュリティ),他者との間隔保持(2m間隔,ソーシャルディスタンス),60歳以上・脆弱者グループには細心の注意と配慮。
・学校・教育機関の対面授業禁止(一部例外あり),ネット・自宅学習にて実施。
・屋内・屋外における大規模な集会・講演・公演・スポーツイベントの禁止。
・全国レベルで行われていた外出禁止と国内移動規制は解除となりますが、ナンバープレートに基づく車の交通規制が行われる市(郡)があります。
(2)出入国及び県間移動
・空路・陸路・海路にて入国する場合,入国から10日前以内のPCR検査陰性証明を携行し新型コロナウイルス感染症の症状の無い入国者は,予防隔離義務(APO)は課されません。
・PCR検査陰性結果を携行しない入国者は,入国の際に申告した場所で予防隔離義務(APO)を10日間実施します。
・新型コロナウイルス感染症の症状のある者は,入院・治療等の措置が執られます。
・PCR検査・APO・治療等に係わる全ての経費は,入国者負担となります。
・ガラパゴス便搭乗に際しては,搭乗前96時間以内に実施したPCR検査陰性結果の携行・提示が義務となります。
・国際線は出発時刻の4時間前,国内線は出発時刻の2時間前までに空港に到着することが推奨されております。
・出国・空港ターミナル入場には,旅券(身分証明書)と印刷済み(または電子チケット)航空券が必要で,体温摂氏38度以上または感染症疾患の症状がある場合は入場・搭乗拒否となります。事前のネットチェックインが推奨されております。
・県間公共交通の運行については,詳細は各市(郡)・ターミナル・運行会社の発表等にてご確認ください。
・キト国際空港出入国規定等(英語,西語):https://www.aeropuertoquito.aero/es/protocolo-covid-19.html
(3)営業規制・交通規制等の諸対策・措置は市(郡)毎に異なりますので,在留・滞在する市(郡)の発表・報道等にてご確認ください。
・グアヤキル市の交通規制は解除となりました。
・キト市の交通規制(9月以降適用)
月,水,金:ナンバープレート末尾奇数は通行可
火,木,土:ナンバープレート末尾偶数は通行可
日:規制無し
(4)出国の際は,多くの国・地域で入国制限が行われておりますので各国・地域の情勢を事前にご確認ください。エクアドルは,感染症危険情報レベル3(渡航中止勧告)です。
外務省海外安全ホームページ(日本):https://www.anzen.mofa.go.jp/
*本邦での水際対策の強化
・日本人がエクアドル他感染症危険情報レベル3の国地域から日本入国の際,抗原定量検査等が義務付けられ検査結果が出るまでの間,空港内または検疫所が指定する施設にて待機を求められます。検査の結果が陽性の場合は入院等,陰性の場合は自宅・ホテル等にて入国日の翌日から14日間の待機を求められます(自宅・ホテル等への移動は公共交通機関は使用出来ず,自家用車・レンタカー・ハイヤーでの移動となります)。
・日本人が感染症危険情報レベル2の国地域から日本へ入国の場合,入国日の翌日から14日間の自宅・ホテル等での待機が求められます(自宅・ホテル等への移動 は公共交通機関は使用出来ず,自家用車・レンタカー・ハイヤー等での移動となります)。
・感染症危険情報レベル3の国に本邦入国前14日以内に滞在した外国人は,原則入国拒否となります。
・感染症危険情報レベル2の国で査証及び査免渡航の停止となっている国からの外国人は,原則入国拒否となります。
・全ての国地域からの入国者に対し,検疫所長の指定する場所で14日間待機し,国内において公共交通機関を使用しないよう要請しています。
水際対策の強化:(PC) https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2020C069.html
3 医療情報
万一,咳,発熱など新型コロナ感染症が疑われる症状があった場合,かかりつけ医があればそこで受診いただいてその後必要に応じ指定病院で検査を受ける等の対応が想定されますが,かかりつけ医を持たない場合なども対応可能な私立病院のリスト(下記リンクをご参照)についてエクアドル外務省より4月4日に提供がありました。各病院に対し体制等を今回改めて当館で照会しましたので,その結果をお知らせ致します。エクアドル国内でのコロナウイルス関連の相談窓口は,電話171番となります。
https://www.ec.emb-japan.go.jp/files/100092313.pdf
【COVID-19患者受け入れ私立病院を受診する流れ】
(1)当該病院の救急部を受診(事前の電話は必須ではありません)
(2)症状を伝え,診察を受け,COVID-19疑いがあれば検体を採取
(3)検査結果が陽性であれば,病状に応じて,自宅隔離,入院治療(現在多くの私立病院が満床のため保健省指定病院を紹介されることが多いようです)
*新型コロナウイルスの検査のやり方は病院により違います。その病院のやり方に従って下さい。
*なお,掲載情報は2020.9.8時点のものです。状況は日々変わり得ますので,ご注意下さい。
*なお,何かお困りの事がございましたら,大使館までご相談下さい(連絡先は1(2))。