2020.09.17
ヨルダン visitjordanプラットフォームに事前登録が必要に
●15日、政府は、入国手続きとして改めて「visitjordanプラットフォーム」における登録手続きを発表しました。専用サイトから必要な情報を入力し、登録が完了すると、自身の渡航情報に紐付けられたQRコードが生成され、同QRコードがなければ搭乗は許可されません。QRコードは搭乗や入国等に際して提示が求められます。
●政府は、感染防止措置への違反者については罰金が科せられることを改めて強調しました。外出される際はマスクを着用する、大人数での集会は開かない等ヨルダン政府の指示を遵守いただきますようお願いいたします。
●政府は、モスクの閉鎖に関連して、金曜の集団礼拝が実施されるかどうかは、感染状況次第であるとの見方を示しました。
●政府は、新規感染者数につき、9月15日は149名(市中感染者142名)、16日は175名(171市中感染者名)で、累計の感染者数は3,851名となったと発表しました。
1 入国規制
(1)15日、サイフ運輸相は、入国規制に関して以下のとおり新たなカテゴリー分けとともに、入国手続きとして改めて「visitjordanプラットフォーム」における登録手続きを発表しました。以下のサイトから必要な情報を入力し、登録を完了すると、自身の渡航情報に紐付けられたQRコードが生成され、同QRコードがなければ搭乗は許可されません。QRコードは搭乗や入国等に際して提示が求められます。
「visitjordanプラットフォーム」のURL:http://www.visitjordan.gov.jo/
出発国カテゴリーについては、9月28日まで適用されます。それぞれに適用される入国規制の内容に関するこれまでの政府発表に関しては、以下を御参照いただくようお願いします。
https://www.jordan.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00254.html
なお、新聞報道では、今回の改訂により、出発前72時間以内のPCR検査については、「出発前5日以内」の検査による陰性証明書で対応する旨緩和されました。今後も規制の改訂が行われると考えられますので、旅行代理店等を通して、最新の情報を収集いただきますようお願いいたします。
ア グリーン国:アルジェリア、オーストリア、カナダ、キプロス、デンマーク、ドイツ、ギリシャ、香港、ハンガリー、イタリア、リトアニア、マレーシア、ポーランド、タイ、トルコ、チュニジア、
イ イエロー国:マルタ、モロッコ、オランダ、サウジアラビア、スイス、UAE、英国、エジプト、スーダン、シリア、イエメン
ウ レッド国・地域:米国、バーレーン、ベルギー、チェコ、フランス、イラク、パレスチナ、クウェート、レバノン、リビア、オマーン、カタール、ルーマニア、イスラエル、ロシア、スペイン、ウクライナ
(2)なお、出国を予定される方については、これまで同様事前の大使館への通報をお願いします。
2 ラザーズ首相のメディアでの発言
16日、ラザーズ首相は、メディア番組で次のとおり発言しました。
(1)包括的外出禁止措置には戻らないが、国民全員の感染予防措置の遵守が必須である。
(2)コロナ対策として集団免疫の考え方に与しない。
(3)我々はコロナ禍の第2期にある。感染者数の増加が続けば、別のより望ましくないシナリオを採ることになる。
(4)医療キャパシティーを向上させることが重要である。
3 感染拡大防止措置
(1)15日、アダーイレ・メディア担当相は、メディアに出演し、モールや小売店を含む各種施設への入構に際し、責任者はマスク未着用者の入構を禁じ、従わない場合は、セキュリティーによって罰金を科すことができると述べました。また、同相は、病院においても同様の措置が執られる旨指摘しました。
(2)15日、ハラーイレ・ワクフ・イスラム聖地相は、モスクの閉鎖に関連して、金曜礼拝は、感染状況次第で行われることも中止されることもあり得ると述べました。
(3)15日、社会開発省は3割の職員のみ出勤し、7割の職員はテレワークを行うと決定しました。なお、他の省庁でも出勤人数を制限してテレワークを導入しており、政府機関の業務に影響する可能性がありますところ、御注意ください。
4 ヨルダン国内感染状況
ヨルダン保健省は感染者数を次のとおり発表しました。
(1)新規感染者数につき、9月15日は149名(市中感染者142名)、16日は175名(171市中感染者名)で、累計の感染者数は3,851名となったと発表しました。内訳は次のとおり。
ア 15日:計149名
87名:アンマンで確認された感染者
55名:イルビド(3)、カラク(18)、ジェラシュ(3)、バルカ(30)、マダバ(1)で確認された感染者
5名:サウジ国境で確認されたトラック運転手
2名:国外からの帰国者
イ 16日:計175名
96名:アンマンで確認された感染者
75名:カラク(20)、バルカ(19)、イルビド(16)、ザルカ(13)、マダバ(2)、マフラク(5)で確認された感染者
4名:国外からの帰国者
(2)治療者数は、9月15日は56名、16日は38名。
(3)PCR検査件数は、9月15日は14,744件、16日は14,762件を実施、総検査数は1,019,085件。
本情報は、当局が公式に発表した最新情報等を中心に掲載しており、今後変更があり次第連絡いたします。
夜間外出禁止令は、深夜1時(経済活動は深夜12時まで)から午前6時までとなります。これを遵守して頂くようお願い致します。
-新型コロナウイルス感染症の予防法について-
まずは、一般的な感染症対策や健康管理を心がけてください。
具体的には、石けんによる手洗いや手指消毒用アルコールによる消毒などを行い、できる限り混雑した場所を避けてください。また、十分な睡眠をとっていただくことも重要です。
さらに、人込みの多い場所は避けるとともに、屋内でお互いの距離が十分に確保できない状況で一定時間を過ごす際はご注意下さい。
外務省海外安全ホームページ
https://www.anzen.mofa.go.jp/
外務省海外安全ホームページ 新型コロナウイルス
(日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国・入域の行動制限)
https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdfhistory_world.html
外務省 海外安全ホームページ 医療・健康関連情報
https://www.anzen.mofa.go.jp/kaian_search/index.html
厚生労働省ホームページ
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
ヨルダン保健省 Hotline 06-5004545 / Corona Virus Free Line 111 https://www.moh.gov.jo/
ヨルダン保健省 新型コロナウイルス関連ページ(アラビア語)
https://corona.moh.gov.jo/ar
在ヨルダン日本国大使館
領事・警備班:担当 入江 及び 田口
TEL:962-6-5932005
FAX:962-6-5931006
P.O.Box.2835 Amman 11181 Jordan
consular@am.mofa.go.jp