2020.08.17
ジョージア 隔離期間が12日間に短縮
●ジョージア政府より新たな発表がなされ,これまで入国後や感染者との濃厚接触が発覚した際に14日間の隔離とされてきたところ,12日間と変更されることになりました。
●ジョージアでは,欧州の一部の国の永住権を有する等の条件を満たす者を除き,外国人の入国を禁止しています。
●ビジネス目的の渡航については,事前にオンラインで申請し,渡航許可の回答を受けた場合に,入国が認められます。
● 8月9~11日にコブレティの「Cafe Havana」を訪れた方は保健当局への連絡が求められています。
1 ジョージア政府より,新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐための入国制限に関する新たな発表があり,このたび発効した条例により,これまで一律14日間とされていた下記の隔離・検査期間が12日間に短縮されました。
・ジョージア政府が入国を認めた欧州の一部の国の旅行者に対するジョージア入国後の隔離期間
・新型コロナウイルス感染者との濃厚接触が発覚した際の隔離期間
・ビジネス目的の渡航で,入国後72時間おきにPCR検査を受ける期間
・ビジネス目的の渡航で,入国後72時間おきのPCR検査を受けない場合の隔離期間
ビジネス目的でジョージアに既に入国し,現在PCR検査もしくは隔離措置をとっている方については,8月12日以降の入国者に関し,この措置が適用されます。(8月11日までに入国をされた方は,従来通り14日間の隔離措置もしくはPCR検査継続が必要です。)
2 ジョージアでは,欧州の一部の国の永住権を有する等の条件を満たす者を除き,引き続き外国人の入国を禁止しています。
https://mfa.gov.ge/
3 ジョージア政府の決定により、ビジネス目的でのジョージア入国が可能となっています。入国するに当たっては、事前に政府が運営する新型コロナウイルス対策特別サイト「StopCov.ge」に掲載されている申請フォームに必要事項を入力してジョージア側に提出すると,一週間から10日程度で渡航許可もしくは不許可の回答がメールで送られてきますので,渡航許可の回答を受けた方については、入国後、自費にて12日間72時間ごとにPCR検査を受けるか、自費にて12日間の強制隔離措置を受けるかのいずれかを選択することとなります。
【申請フォーム】
https://stopcov.ge/en/protocol
4 ジョージア政府による新型コロナウイルスを巡る対応策は流動的であり,現場によっては発表と異なる対応がとられる可能性があります。ビジネス目的で渡航許可を得た上でジョージアへ入国される方は,ジョージア側からの回答を印刷して携行し入国審査官に提示する等の方法により,対策を取って下さい。
5 ジョージア国内のカブレティにおいて新型コロナウイルスの感染例1件が発表されました。報道によると,感染したのは同地の「Cafe Havana」の従業員とのことで,ジョージア当局は,8月9日から11日までの間にコブレティの「Cafe Havana」を訪れた方がいれば,【112】に連絡をするよう呼びかけています。
在留邦人の中に,当該期間に同所を訪れた方がいれば,【112】に連絡をして指示を仰いで下さい。
6 16日午後5時現在,ジョージア国内において感染者1336名(死亡者17名,治癒者1088名)が報告されています。
皆様におかれましては,日頃から不要不急の外出を自粛や各種制限を遵守するなどして感染予防に努められていることと思いますが,発熱や味覚障害など,コロナウイルス感染が疑われる症状を自覚した場合には,直ちに【112】に電話をしてください。【112】は本来緊急用の電話番号ですが,現在は英語対応によるオンラインクリニックへ繋がり,症状等について相談することが可能になっています。
感染の疑いがない状況で,新型コロナウイルスに関して何らかの相談をしたい場合には,
・政府ホットライン【144】
・ジョージア保健省ホットライン【1505】
をご利用ください。
なお,感染が疑われた場合には,可能な限り末尾の当館連絡先にもご連絡いただきますようお願い致します。
○ ジョージア政府による新型コロナウイルス関連特設サイト
→ https://stopcov.ge/en
コロナウイルス関連では,皆様におかれましては引き続きご苦労が多いかと推察いたしますが,引き続きお身体をご自愛くださいませ。
在ジョージア日本国大使館
電 話:(+995-32)275-2111、2114
メール:consular@tb.mofa.go.jp
住 所:Krtsanisi street 9, Tbilisi, 0114, Georgia
H P:http://www.ge.emb-japan.go.jp/japan/index.html