2020.06.05
アルゼンチン 全国強制隔離措置の延長(~2020年6月28日)
●報道によれば,アルゼンチン国内では20,197名(昨日から929名増)の累計感染者数,うち608名(昨日から25名増。アルゼンチンにおける一日の新規死亡者数としては過去最多)の累計死亡者数,5,993名の累計治癒数が報告されています。
●なお,当国に居住,または短期的に滞在している方を対象とした,全国強制隔離措置(以下「強制隔離と記載」)は,本4日フェルナンデス大統領によって6月28日(日)まで延長されることが正式に発表されました(具体的な措置については,今後公布される必要緊急大統領令で明らかになります)。また,非居住者の方々の入国の禁止も同日まで継続されるものとみられます。
●アルゼンチンの感染症危険レベルは,5月22日から,レベル3(渡航は止めてください(渡航中止勧告))に引き上げられており,大使館では,アルゼンチンに滞在中の方を対象に所在調査を進めております。在留届,たびレジの登録情報の更新にご協力をお願いします。https://www.ar.emb-japan.go.jp/itpr_ja/kyoryokuirai.html
1 報道によれば,アルゼンチン国内では20,197名(昨日から929名増)の累計感染者数,うち608名(昨日から25名増。アルゼンチンにおける一日の新規死亡者数としては過去最多)の累計死亡者数,5,993名の累計治癒数が報告されています。
2 強制隔離の6月28日までの延長発表
4日夕刻,フェルナンデス大統領は記者会見を行い,現在7日までとなっている強制隔離を6月28日(日)まで延長することを発表しました。なお,今次大統領発表を受けた具体的な措置については,近く公表される必要緊急大統領令(DNU)で明らかになる予定です。
今回の延長発表に際し,大統領は,全国の85%の地域では感染が抑えられている事実等を示しつつ,アルゼンチン国民の努力が報われていることを強調し,その上で地域ごとの感染状況によって異なる対応を取ると述べました。ブエノスアイレス首都圏他の全国15%の地域では,依然として市中感染が見られており,多少の緩和策は取られるものの,現状の強制隔離措置が維持される見込みです。なお,それ以外の85%の地域については,保健上の規則に従った形で,引き続き経済の再開が進められることになります。
3 所在調査及び在留届情報の更新のお願い
大使館では,感染症危険レベル3:渡航は止めてください(渡航中止勧告)への引き上げも踏まえ,現在アルゼンチンに滞在しておられる方々を可能な限り正確に把握するため,在留届を提出されている方には,登録情報のご確認を,「たびれじ」登録をし,実際に滞在されていない方,または,既に在留届を提出されている方におかれましては,たびれじ情報の「削除」をお願いしております。
詳細は「【所在調査ご協力のお願い】アルゼンチンに在留届の提出,たびレジの登録をされている皆様へ!」をご参照ください。 https://www.ar.embjapan.go.jp/itpr_ja/kyoryokuirai.html (以上)
在アルゼンチン日本国大使館 <ar@mailmz.emb-japan.go.jp>