2020.05.24
アルゼンチン 全国強制隔離措置を延長(~2020年6月7日)
●アルゼンチンの感染症危険レベルは,5月22日から,レベル3(渡航は止めてください(渡航中止勧告))に引き上げられています。
●報道によれば,アルゼンチン国内では11,353名(昨日から704名増)の累計感染者数,うち445名の累計死亡者数,3,530名の累計治癒数が報告されています。
●なお,当国に居住,または短期的に滞在している方を対象とした,全国強制隔離措置(以下「強制隔離と記載」)(DNU459/2020)は,本23日,フェルナンデス大統領によって,6月7日まで延長されることが正式に発表されました(具体的な措置については,今後公布される必要緊急大統領令で明らかになります)。また,非居住者の方々の入国の禁止も同日まで継続されるものとみられます。
●大使館では,感染症危険レベルの引き上げも踏まえ,アルゼンチンに滞在中の方を対象に,所在調査を進めております。在留届,たびレジの登録情報の更新にご協力をお願いします。https://www.ar.emb-japan.go.jp/itpr_ja/kyoryokuirai.html
1 報道によれば,アルゼンチン国内では11,353名(昨日から704名増)の累計感染者数,うち445名の累計死亡者数,3,530名の累計治癒数が報告されています。
2 強制隔離の6月7日までの延長正式発表
(1)本23日,フェルナンデス大統領は記者会見を行い,現在24日までとなっている強制隔離を6月7日まで延長すると発表しました。この中で大統領は,過去14日間の新規感染者数の87.5%がブエノスアイレス首都圏に集中し,中でも人口密集地区で感染が拡大していることに懸念を表明し,検査件数の拡大を含め,集中的に対策を強化していくとしています。また,現在有効となっている外出許可証は無効となり,国民生活維持に必要な労働者に限り,改めて政府に外出許可を申請する必要があるとも発表しています。詳細については,今日又は明日にも公表される必要緊急大統領令(DNU)で明らかになる予定です。
(2)感染拡大が続くブエノスアイレス市及びブエノスアイレス州については,現在と同様の厳しい対応が継続される見込みです。また,市政府は,ブエノスアイレス市と隣接するブエノスアイレス州の各都市との交通の規制強化他、一部規制措置を強化する方向性も示しています。具体的な措置については翌24日にラレタ・ブエノスアイレス市長が記者会見を開き明らかにするとしています。
3 所在調査及び在留届情報の更新のお願い
大使館では,感染症危険レベル3:渡航は止めてください(渡航中止勧告)への引き上げも踏まえ,現在アルゼンチンに滞在しておられる方々を可能な限り正確に把握するため,在留届を提出されている方には,登録情報のご確認を,「たびれじ」登録をし,実際に滞在されていない方,または,既に在留届を提出されている方におかれましては,たびれじ情報の「削除」をお願いしております。詳細は「【所在調査ご協力のお願い】アルゼンチンに在留届の提出,たびレジの登録をされている皆様へ!」をご参照ください。 https://www.ar.emb-japan.go.jp/itpr_ja/kyoryokuirai.html (以上)
在アルゼンチン日本国大使館 <ar@mailmz.emb-japan.go.jp>