海外

2017.03.09

香港における鳥インフルエンザA(H7N9)の今季5例目の感染者確認事例

7日、香港政府は、香港における鳥インフルエンザA(H7N9)の今季5例目の感染者確認事例につき、プレスリリースを発出しました。

香港・マカオにお住まいの皆様及び旅行者の皆様へ
在香港日本国総領事館

1 7日、香港政府は、香港における鳥インフルエンザA(H7N9)の今季5例目の感染者確認事例につき、プレスリリースを発出したところ、概要以下のとおりです。

(1)感染者は、基礎疾患を持つ76歳の男性。
(2)感染者は、3日から発熱、痰を伴う咳を発症。翌日(4日)クリニックを受診し、5日にはYan Chai病院にて救急外来を受診及び入院し、その後プリンセス・マーガレット病院の隔離病棟に移された。肺炎と診断され、現在危篤状態。
(3)患者は、初期検査において鳥インフルエンザA(H7N9)の陽性反応が検出された。
(4)患者は、2月11日から3月1日までの間、福建省の福州市を訪れ、その間生鮮市場を訪れた。今までのところ患者の近辺の接触者に症状は出ていないが、監視状態に置かれている。他の接触者についても現在継続調査中。

2 鳥インフルエンザA(H7型)に対する一般的な予防策は以下のとおりです。

(1)休息、栄養を十分に取り、体に抵抗力をつける。
(2)手指等の衛生保持に心掛ける。
(3)咳やくしゃみの症状がある患者とは、可能な限り濃厚接触を避ける。
(4)温度の変化と乾燥しすぎに注意する。
(5)高熱、咳、呼吸困難等の症状が見られた時は、適切なタイミングで専門医の診断を受ける。

また、鳥インフルエンザA(H7型)の特徴及び上記に追加する具体的予防策は以下のとおりです。

(1)生きた鳥を扱う市場や家禽飼育場への立入を避ける。
(2)死んだ鳥や放し飼いの家禽との接触を避ける。
(3)鳥の排泄物に汚染された物との接触を避ける。
(4)手洗い、うがいにつとめ、衛生管理を心がける。
(5)外出する場合には、人混みは出来るだけ避け、人混みではマスクをする等の対策を心がける。
(6)呼吸器感染症の症状が現れた場合には、速やかに最寄りの医療機関を受診する。

(参考ホームページ等)

○ 外務省領事サービスセンター
住所:東京都千代田区霞が関2-2-1
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2902

(外務省関連課室連絡先)

○ 外務省領事局政策課(海外医療情報)
電話:(代表)03-3580-3311(内線)2850

(現地公館連絡先)

○在香港日本国総領事館
住所:46-47/F., One Exchange Square, 8 Connaught Place, Central, Hong Kong
電話2522-1184
国外からは(国番号852)2522 1184
FAX :2868-0156
国外からは(国番号852)2868 0156
ホームページ: http://www.hk.emb-japan.go.jp/

○ 香港衛生署衛生防護センター
http://www.chp.gov.hk/tc/cindex.html

○ 澳門政府衛生局
http://www.ssm.gov.mo/portal/

 

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