2016.10.09
エジプト テロ等に関する注意喚起
平成28年10月8日
在エジプト日本国大使館領事部
9月29日(木)、カイロ県ニューカイロ内ファーストセトルメント地区の高級住宅街において検事総長補を狙ったとみられる車両爆弾テロ未遂事件が発生しました。
また、在エジプト米大使館等が7日、「治安上の脅威の可能性」を理由に、自国民に治安メッセージを発し、大規模集会やコンサートホール、映画館、博物館、ショッピングモール、運動競技場等の公共施設に近寄らないよう勧告しています。
なお、明日(9日)シャルム・エル・シェイクにおいて、エジプト議会開設150周年式典、翌10日には同地でアフリカ議会及びアラブ議会合同会議が行われるところ、多くの外国要人がエジプトを訪問する予定です。
在留邦人の皆様におかれましては、引き続き、当地治安情勢には十分注意し、当館や報道等から最新の治安情報の入手に努めてください。万一に備え、テロの標的になりやすい軍・警察・司法等の政府関係機関の施設や車両、主要インフラ施設、デモ・集会等には近づかないようにするとともに、公共交通機関などの外国人を含めた不特定多数の人が集まる場所に近づくことは必要最小限にし、周囲の状況に注意を払い、不審な状況を察知したら速やかにその場を離れるなど、不測の事態に巻き込まれないよう安全確保に努めてください。