2021.07.08
台湾全土における感染状況の警戒レベル第3級の延長(~2021年7月26日)と一部防疫措置の緩和
7月8日、中央流行疫情指揮センター(CECC)は、5月19日に発出した台湾全土における感染状況の警戒レベル第3級について、7月26日まで延長するとともに一部防疫措置を緩和することを発表していますので、台湾に在留或いは訪台を検討している邦人の皆様はご留意ください。
台湾衛生福利部疾病管制署プレスリリース(仮訳)
<タイトル>
指揮センター(CECC)は台湾全土における感染状況の警戒レベル第3級を7月26日まで延長し、コミュニティ防衛ラインを厳守するとともに、7月13日から適度に一部措置を緩和する
https://www.cdc.gov.tw/Bulletin/Detail/aiGegg4ncYmMP9dTx4W_Zw?typeid=9
<本文>
中央流行疫情指揮センターは本(8)日、以下のとおり表明した。人々の共同の努力により、域内の感染状況は抑制されているものの、依然として一部の感染事例が発生している。世界各国の規制措置及び経験を踏まえれば、防疫措置を徐々に緩和することで感染状況を安定的にコントロールすることができる。人々の健康を確保するため、指揮センターは検討のうえ、以下のとおり、台湾全土における感染状況の警戒レベル第3級を7月26日まで延長するとともに、7月13日から適度に一部の措置を緩和することを決定した。
1 適度に緩和する措置
(1)条件付き緩和対象(地方政府は防疫の必要性の観点から時間・場所に応じた調整が可能)
① 屋外:国家公園、国家風景区、遊園地、レジャー農場、森林遊園地、植物園、文化パーク、学校の運動場、自動車教習所。
② 室內:美術館、博物館、映画館、劇場等(無観客)、社会教育施設、文化センター。
③ 室內外運動施設(プールを除く)、ゴルフ場。
④ 飲食店(レストラン、市場及びナイトマーケット、百貨店・大型販売店のフードコート等)は指揮センターのガイドラインに合致すれば店内での飲食が可能。
⑤ 域内の小規模な旅行ツアー(9人以下)、ドラマ等の撮影。
(2)上記の緩和に関し、以下の一般原則及び主務官庁のガイドラインを遵守する必要がある。
① 実名登録制、出入り口の規制、人の流れのコントロールや人数制限を行う。
② ソーシャルディスタンスを維持し、飲食時を除き、常時マスクを着用する。
③ 従業員の健康管理を行い、感染事例発生時には、迅速に事態に対応する。
2 警戒レベル第3級の延長に伴い引き続き閉鎖する場所
(1)レジャー娯楽場所:
カラオケホール、ダンスホール、ナイトクラブ、クラブ、レストラン(接待を伴う)、バー、キャバレー、MTV、KTV・カラオケ、理容院(観光理髪、視聴理容)、マッサージ、フィットネス・レジャーセンター(指圧やサウナ等施設の美容ダイエット目的の場所を含む)、ボーリング場、ビリヤード場、室內ゴルフ練習場、ゲームセンター、ビデオゲームセンター、ネットカフェ、雀荘、クレーンゲーム場、海老釣り場、ボードゲーム場及びその他の類似した場所。
(2)教育学習エリア:
コミュニティカレッジ、高齢者向け学習センター、訓練コース(自動車教習所を除く)、自習室等、その他の類似した場所。
(3) 展示場・試合観戦場所:
展示場・プール等、その他の類似した場所。
指揮センターは、緩和のプロセスは感染状況にとって重要であるとして、全ての人々に引き続き警戒レベル第3級の規制及び緩和規定の関連措置の遵守・対応を徹底し、政府と共同で努力し、コミュニティ防衛ラインを厳守するよう呼びかけた。
出典:公益財団法人日本台湾交流協会
https://www.koryu.or.jp/