2021.06.07
台湾全土における感染状況の警戒レベル第3級の延長(2021年5月19日~6月28日)
6月7日、中央流行疫情指揮センター(CECC)は、5月19日に発出した台湾全土における感染状況の警戒レベル第3級について、6月28日まで延長することを発表していますので、台湾に在留或いは訪台を検討している邦人の皆様はご留意ください。
台湾衛生福利部疾病管制署プレスリリース(仮訳)
(プレスリリースタイトル)
全国における感染状況の警戒レベル第3級を6月28日まで延長し、関連する防疫措置を引き続き実施し、コミュニティー防衛ラインを厳守する。
(プレスリリース本文)
中央流行疫情指揮センター(CECC)は本(7)日、国内感染状況が引き続き深刻なため、全国における感染状況の警戒レベル第3級を6月28日まで延長し、すべての人々に政府とともに引き続き努力し、コミュニティー防衛ラインを厳守するよう要請すると発表した。関連措置は以下のとおり。
1.人々は外出時に常時マスクを着用しなければならない。違反した場合、説得をせずに罰則を科す。
2.営業してはならないと公告したレジャー娯楽施設について、厳しく取り締まるとともに、違法に営業している業者、現場で勤務している店員、消費者及び参加者に対して、法によりそれぞれ罰則を科す。
3.全国の飲食業は、すべてテイクアウトのみとし、売り場及びスーパーは人の流れの管理を強化する。民衆に頻繁に買い物をせず、一回で十分な量を購入するように呼びかける。
4.披露宴を実施しない。葬儀の参列は親族のみ。
5.宗教の集会活動を全面的に暫く中止し、宗教施設を暫く開放せず、人の出入りをさせない。
6.レジャー娯楽施設、展示場や試合観戦場及び教育・学習施設を閉鎖する。
7.室内5人、屋外10人以上の家族の集まり(同居者を含まない)及び社交のための会合を行わず、また、不必要な移動、活動や集まりを避ける。
8.自主健康モニタリングを行い、症状があった場合、医師の診察を受ける。
9.営業エリア及び公的機関は人の流れの管理、マスクの着用、ソーシャルディスタンスの維持を徹底しなければならない。
10.職場及び仕事場は「企業持続的運営ガイドライン」の防疫規定を遵守し、個人及び仕事場の衛生管理を徹底する。また、テレワークや時差通勤等の企業持続運営の対応措置を開始する。
11.公共エリア及び公共交通機関では、清掃や消毒を強化する。
指揮センターは、最近発生した病院及び介護施設の感染事件について、全国警戒レベル第3級が引き下げられるまで、全国の病院に対し病気見舞いを開放せず(例外事例を除く)、入院患者の付き添い人数を1人に限定することを既に指示したと説明した。また、介護施設に対し、入居者への家族訪問を開放しないほか、特殊的な事情が無い限り、できる限り住民を外出させず、また、必要でない人員の出入りを避けるように管理を強化し、毎日、従業員、入居者及び付き添いのため施設に泊まる者等の検温及び健康のモニタリングを徹底し、 COVID-19 に感染するリスクを把握するよう指示したと説明した。
指揮センターは、現在は防疫の重要な時期であり、人々が政府と協力し、共に感染症と戦うことによってパンデミックを抑えることができ、全ての人々の健康を守ることができると強調した。
6月7日付 中央流行疫情指揮センタープレスリリース
https://www.cdc.gov.tw/Bulletin/Detail/0SoUcz9h9xq6wfHsBCpV-g?typeid=9
皆様におかれては、衛生福利部のホームページ等を参照し、最新情報を収集する等、引き続き感染予防に努めてください。
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