2021.04.01
ウクライナ キエフ市の検疫措置の更なる強化と期間の延長(~2021年4月16日)
【ポイント】
●キエフ市は、新型コロナウイルス感染症の拡大が続いて深刻な状況が続いていること、医療が逼迫していることなどを理由に、4月5日(月)から検疫措置を更に強化し、少なくとも4月16日(金)まで期間を延長すると発表しました。
●この期間に予定されている主な措置は以下のとおりです。(ただし、これまでの例に鑑み、実際の運用においては異なる措置が取られることもあり得ますので、最新の情報を入手するように努めてください。)
・全学校・幼稚園の閉鎖(追加)
・ショッピングモールや飲食店(テイクアウトとデリバリーを除く)の営業中止
・映画館・劇場・美術館・コンサートホールの閉鎖
・大規模な文化・スポーツイベントの中止
・公共交通機関(バス、地下鉄等)の利用を特別許可保有者(インフラ・医療関係者、警察官など)に限定(追加)
なお、食料品店、薬局、日用品販売店等は、引き続き営業される予定です。また、企業等に対しては、テレワークの導入、及び、職員の休暇取得奨励が勧告されています。
●現在ウクライナにおいては、キエフ市以外の地域においても、引き続き新型コロナウイルス感染症の拡大が継続し、死亡数も急増しています。また、現在日本国外務省はウクライナを変異株流行国に指定し、注意を呼びかけています。
●既にウクライナに滞在中の方は、これらの措置に従うとともに、3 密を避ける、マスク着用、石鹸手洗い、アルコール消毒、換気など感染予防に更に注意を払ってください。また、今後の流行状況次第では、更なる検疫措置の導入や期間延長等が実施される可能性がありますので、最新の情報にもご注意ください。
●在ウクライナ日本国大使館は、引き続き日本人の方向けの領事業務等を実施しています。また、ウクライナに滞在中の日本人の方に対してできる限りの支援などを通じ、皆様の安全確保と必要な支援に万全を期しています。新型コロナウイルス感染症に罹患した疑いが生じた方、及び、緊急のご用件がある方は、在ウクライナ日本国大使館までご連絡・ご相談ください。
【問い合わせ先】
在ウクライナ日本国大使館領事部
電話:+38(044)490-5500
FAX:+38(044)490-5502
HP: https://www.ua.emb-japan.go.jp/itpr_ja/consular.html