2020.07.13
ベナン コトヌ空港における検査手続きの流れ
5月13日以降,コトヌ空港において,全ての渡航者に対して入国時のRDT検査及びPCR検査が行われています。現行手続きに関し,本措置導入当初から手続きの流れに変更が認めらますので,以下の改訂版をご確認ください。
1.機内において,検疫カードが配付され記入が求められる。
・記入事項:ベナンにおける連絡先,直近のアジア諸国への訪問歴,新型コロナウイルス感染症の諸症状の有無
2.着陸後,乗継ぎ客,ビジネス客,エコノミー客の順で降機する。
※乗客の中には,対人間隔を特別意識しない方もおり,通路等では密集に注意する必要があります。ベナンでは,1メートル以上の対人間隔確保の遵守が求められています。
3.降機後,バスで入国審査場脇の検査場(屋外仮設テント)に移動する。場内は,中央に検査待ち用の椅子が並べられ,両側に検査ブース計20か所が配置されている。
※人数制限がなく,場内にかなりの人数が密集する状態となるので注意が必要です。屋外の椅子20脚程度を利用して,待機するとよいでしょう。
4.検査場に入る際に,検温が実施される。
5.検査の説明用紙が配付される。
その後、担当官が入国者に確認しながら、検疫カードの情報をタブレットに入力する。ベナン国内の連絡先の電話番号も担当官に伝える必要がある。
入力後、番号を通知されるので、その番号に該当する検査ブースに移動する。自分の番号に該当する検査ブースは,検査場の前方に設置されたスクリーンにも投影される。
6.検査ブースでRDT検査及びPCR検査の検体採取が行われる。なお,各ブースの仕切りはパーティションのみである。
7.担当官から言い渡された番号を伝えた上で,検査官がタブレットで入国者の氏名等の情報を確認し、RDT検査及びPCR検査の検体採取を行う。
各ブースには,RDT検査担当者とPCR検査の検体採取担当者の2名がおり,後者のみフェイスシールド及び防護服を着用している。
※各ブースでは,両検査の検体採取が同時に行われています。隣でPCR検体採取を受けている者との距離に注意する必要があります。
8.検査終了後,入国者は検査終了者用の椅子で待機する。
タブレットを持った担当官がRDT検査の結果をタブレットに表示する。陰性(NEGATIVE)の場合には,入国者はその画面を携帯電話・スマートフォン等で撮影する。
陽性の場合には,別の席に移動する。
9.検査場内にあるレジで検査費用を全額(1人当たり10万CFAフランまたは153ユーロ)支払い,領収書を受領する。
その後,RDT検査陰性の写真の画面と検査費用の領収書を係官に見せたうえで、場内で待機し,順番にバスに乗って入国審査場へ向かう。
※コトヌへ向かう便に搭乗する際,係員が出発地で十分な現金を所持しているか確認するとのことです。出発地または経由地にて,事前に現金を準備することをお勧めします。
10.入国審査場では,検疫カードが回収される。また,入国審査官が旅券を回収する。その際,15日後に実施される2回目のPCR検査の結果と引き替えに,旅券を返却する旨が伝達される。
検疫カードに記入し,担当官がタブレットに入力したベナンでの連絡先宛に,検査結果通知の日時・場所の電話連絡があります。なお,受領場所は,通常は国際会議場(Palais des Congres:ゴールデンチューリップホテルの隣の建物)で,受領日は火・木・土です。
11.入国審査終了後,入国者はそれぞれの交通手段で自宅または宿泊先に移動し,以後14日間の自己隔離に入る。
※入国後の自己隔離については,当館から説明を行いますので,事前に次のアドレス宛にメールにてご連絡をお願いいたします。(連絡先:consul@pv.mofa.go.jp )
(現地大使館連絡先)
○在ベナン日本国大使館
電話:(市外局番なし)21-30-59-86 (執務時間外・緊急の場合)97-97-56-99
国外からは(国番号229)21-30-59-86
ホームページ:https://www.bj.emb-japan.go.jp/j/