2020.07.13
ベナン コトヌ空港における旅券の預かり措置
【旅券預かり措置】
・ベナン政府は,コトヌ空港における旅券の取扱いに関する通知を発表しました。
・コトヌ空港では,入国する全ての渡航者に対し,自費によるRDT及びPCR検査を実施していますが,入国審査時に旅券が預かり措置となり,入国後15日目に行うPCR〈再〉検査の結果を受領する際,陰性である場合に返却されます。
【新型コロナウイルス感染者数(11日時点)】
・新規感染者179名,累計1,378名(治療中795,死亡者26,治癒者557)
・留意点:市中感染が広がっている傾向にある。
5月13日以降,コトヌ空港では全ての入国者に対し,自費によるRDT検査及びPCR検査を義務づけています。この際,入国審査時に当局が旅券を預かり,15日後に受ける2回目のPCR検査結果が陰性の場合に,同検査結果受領と同時に返却されます。(旅券が返却されるのは入国後およそ17日目)
今般,ベナン政府は,同空港における旅券の取扱いに関する通知を発表しましたので,以下の仮訳をご確認ください。
標題
カジェウン国際空港からベナンに入国する際の渡航者の旅券取扱いに係る通知
内容
新型コロナウイルス流行対策の一環として,ベナンに入国する渡航者に適用される手続は以下のとおり:
1 到着時の集団検査及び陽性者の選別作業,旅券の接収
2 無症状の陽性者の自宅における自己隔離
3 有症状者または合併症のある陽性者の新型コロナウイルス感染症専門施設での治療
4 15日後の再検査,国際会議場における24-48時間以内の結果通知
5 検査料(3回分)は渡航者負担,費用は10万CFAフラン
6 陽性の場合,治療は無料であり,ベナン政府が負担する
旅券返却の条件
・ケース1:渡航者が15日目に再検査を受け,結果が陰性と判明し,既に検査費用10万CFAフランを支払い済みの場合。
・ケース2:トランジット目的の渡航者であり,48時間以内に出発する航空便に搭乗する場合。この場合,検査の必要はないが,搭乗時間までの間,共和国警察の監視の下で渡航者の自己負担により専用ホテルに隔離される。
・ケース3:渡航者が陸路でベナンを出国する場合,2つの手続きが可能
・ケース4:<中略>本件に関する申請(申請書は手書きもしくはタイプしたものどちらでも可)について,該当者は,ベナン到着後速やかに,保健省の担当部署宛(宛先:lghounkpatin@gouv.bj,CC:pakogbeto@gouv.bj及びfbete@yahoo.fr)に, Eメールにて送信すること。
(1)渡航者が自国に戻る目的で,一つの,または複数の国境通過のためのあらゆる許可を得ており,且つ,ベナンを管轄する当該渡航者の国籍国の大使館(または関係機関)が,ベナン側関係当局に対し,しかるべきルートにより通知を行っている場合。
(2)渡航者が必要な許可を得ておらず,同許可が得られるまでベナンに滞在しなければならない場合。許可が得られるまでの間,該当者は専用ホテルで隔離される。
※両方のケースにおいて,国境までの共和国警察同行に係る費用は本人負担である。
・ケース4:渡航者が15日以内に,または,15日間の滞在を満了した後の2回目のPCR検査結果通知前に航空便でベナンを出国する場合。該当者は,ベナン到着後速やかに,保健省の担当部署宛(宛先:lghounkpatin@gouv.bj ,CC:pakogbeto@gouv.bj 及び fbete@yahoo.fr )にEメールで本件に関する申請をすること。
本申請は,申請者本人の署名が必要であり,復路航空券(ベナン国内通過を希望する者については国境通過許可証)及び検査費用の領収書を別添として提出しなければならない。
注:旅券の返却は,正式に案内がなされた後,検査結果受領日(火・木・土)に国際会議場またはプラコジに所在するリトラル県保健局において,連絡を受けた者に対し行われる。
参考
本件通知について(下記リンク先からダウンロード可能)
(現地大使館連絡先)
○在ベナン日本国大使館
電話:(市外局番なし)21-30-59-86 (執務時間外・緊急の場合)97-97-56-99
国外からは(国番号229)21-30-59-86
ホームページ:https://www.bj.emb-japan.go.jp/j/